ABS秋田放送

2019年4月4日

ワカメの種採り~秋田県水産振興センター~

かおりです!
日本の渚100選鵜ノ埼海岸を眺める場所にある「秋田県水産振興センター」
秋田県の水産資源や海洋環境の研究、そしておいしい魚介類が私たちに届くよう
日々、研究している場所です。
新年度は、さまざまな始まりの季節ですが
こちら、秋田県水産振興センターでもそんな「はじまり」を感じられます!

3ショット

お話を伺ったのは
増殖部 部長 研究員の 中林信康さん、研究員の 高橋 佳奈さん。

「いま、行われているのは?」
「こ れいわ(令和) ワカメの種 胞子を 採る 作業です!」
「(さっそく 新元号を取り入れてる!)笑笑笑」 

井関さんの先を行く! センスのあるダジャレが
すばやく 弾け♪ スタジオの井関さんも 「ほぉ」!!
そう☆
いま、水産振興センターでは、ワカメの種となる胞子を採り 培養する
作業が行われているのです。

シャーレ

培養されているワカメは?
「こ れいわ 秋田の天然ワカメ ボタメ系ワカメです」
「令和」も耳に 受け取れるようになったラジパルとスタジオ♪

インタ

楽しい雰囲気の中 耳にしたのは
「秋田の天然ワカメ ボタメ系ワカメ」の名前!

現在 販売されている ほとんどの養殖ワカメは 太平洋由来で
大型になる「ナンブ系」と呼ばれる品種です。
それに比べて 秋田の天然ワカメ ボタメ系ワカメは
ナンブ系の3割程度にしか育たない品種。

集合写真 ボタメ

(以前 取材の際の写真より)

もともとは、地元の 漁師さんの間だけで食べられてきたワカメでしたが
その食味の良さから、もっと 秋田県内で食べることが出来るように!と
水産振興センターでは平成21年から
「大型化」させるための研究が続けられてきました。

ボタメ系ワカメの優れた特徴を生かしたまま「大型化」出来るよう
大きく育ったものから種を採り、交配。
養殖の方法にも改良が 重ねられてきました。

今、行われているワカメで 11代目!
まさに「令和 元年産」となる「ボタメ系ワカメ」です。

ボタメ系ワカメは、その根株 部分の 粘りが強く
甘みがあるのが特徴!
また、オリーブオイルのような脂質=オレイン酸が含まれているそう。
これが、旨味を届けてくれます。

ボタメ系ワカメ

若林さん、高橋さんは、
成熟したひだひだの  根株から、ゆらゆらと 出てくる 胞子を採り

ゆらゆら

シャーレに入れ、温度と光の強さを調節できる特別な冷蔵庫で
培養する作業を行っていました。

冷蔵庫

シャーレにとられた「胞子」を顕微鏡で 特別に覗かせてもらうと!

顕微鏡

小さな「〇」←こんな形の胞子が、元気に動いている姿がありました!!

培養された胞子が、配偶というまとまりになってきたら、
太いロープに巻いた「たこ糸」に吹き付け

ロープ

まつ毛ほどの大きさになったら 海へ 入れていくのだそう。

生えてきた

ワカメ

秋田の海で育ったワカメは、収穫時には3mほどの大きさになります!!

私たちが眺めている海の中には、こうして育まれている「ワカメ」のあるのですね!

海

今日も男鹿の海にはワカメを採る船が!

収穫され「旬」のボタメ系ワカメが食べられるのは 令和2年 3月☆
秋田の天然ワカメ「ボタメ系ワカメ」は 
秋田で収穫されるワカメリレーのアンカー!です!

こうして、私たちへ届く ワカメの「育ち」にも
思いを巡らせて 味わっていきたいですね!

「こ れいわ うまいに 間違いない!!」