ABS秋田放送

2020年3月27日

貝沢ふくだち菜~秋田の伝統野菜~

秋田の地域・地域に伝わる郷土作物「あきたの伝統野菜」を今年も追いかけ
ている かおりです!
「あきたの伝統野菜」は、2020年2月に!9品目が新たに加わり、
39品目となりました。
新たに加わった「あきたの伝統野菜」が、羽後町にあります。
その畑に!おじゃましました!
こちらで、栽培されているのは!「貝沢ふくだち菜」
迎えて下さったのは 生産者の中川文子さんです。

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雪が消え、土の見える 田んぼが広がる羽後町 貝沢地区。
そんな中、柔らかく、鮮やかな緑色が目に飛び込みました。
「貝沢ふくだち菜」は 春一番の「青い野菜」です。

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土の上に 高さ20センチほどに伸びた茎から柔らかい緑の葉が広がります。
県南では、白菜や菜っ葉などの野菜が 雪の下で冬を越え
春になって 茎を伸ばしてきたものを「ふくたち」「ふくだち」として
食してきました。
「貝沢ふくだち菜」は、貝沢集落で受け継がれてきた野菜です。

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伸びてきたところを、収穫! 柔らかくすぐ、折れます。

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お浸しが美味しい!と 中川さん。
手にとったところから、青い香りを感じて たまらなくなったラジパルは
そのままかじらせてもらいました!
甘みがふわ~と広がり、わずかの苦みと、菜の花にも似た、い~い香りが
広がります。春先に食べたくなる!!!味わいです。

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羽後町内では、こうして「自家消費用」として春に食す「ふくたち」を
栽培する家々が多く、
今では、数戸ほどとなってしまいましたがその家、その家で 種を取り
受け継いで栽培してきました。
中川さんの家では、お嫁に来た時には、おばあさんが栽培をされていた
のだそう。

中川さんは、羽後町の歴史に詳しく、語り部の活動もされています。
年配の方に、語りを聞かせる機会があった際
「むかしの ふぐだち 食でな~」との声を聞いたのだとか。
また「道の駅 端縫いの郷」の駅長さんとお話をした際
「羽後町ならではのもの、何がねがや」と話が重なり
「貝沢ふくだち菜」の栽培を広げて並べよう!と取り組み始めました。

「あきたの伝統野菜候補」の時に、取材にお伺いしたラジパル。
「あきたの伝統野菜」となった 「貝沢ふくだち菜」を前に中川さんは

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「種を受け継ぎ、この土地で栽培されてきた 貝沢ふくだち菜は
収穫していくと、次々と茎を伸ばし ほけてくる 生命力の強い野菜。
甘さと 野性味を感じる味わいは、この土地ならではの野菜として大切にし
栽培を行っていきたい」とお話ししていました!

秋9月に種をまき、葉を伸ばした後
雪の下で冬を越させる「貝沢ふくだち菜」。
雪が消えた春、土と共に姿を現し伸ばしてきた茎や葉を 目にすると
「春の喜び」を感じると中川さんは 畑の青い様子に思わず笑顔がこぼれ
ていました。

次々に茎を伸ばす「貝沢ふくだち菜」に「ほら!ほら!」と手を伸ばし
「ここは、種を蒔かない場所だったのに おがってきたんだよ」と
声を弾ませる姿にも、春一番の青菜として愛されてきた「貝沢ふくだち菜」の
存在を感じたラジパルです!

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3/30頃から、羽後町の道の駅「端縫いの郷」に並ぶ予定ということ!
大切に受け継がれてきた春の味わいに
ぜひ、出会ってみてくださいね☆

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