かおりです!
大仙市協和地区 峰吉川集落 では「タンポポで地域を元気にしよう!」と
取り組む方がいらっしゃいます。
「よしかタンポポの会:タンポポプランニング」の方々です。
「よしか」とは、大仙市協和地域の「峰吉川集落」からつけられた名前です。
お話を、タンポポ博士 今野孝一さん に伺いました!
みなさんが、地域を元気にしよう!と手掛けているタンポポは、日本の在来種「日本タンポポ」です。
春によく見かける黄色い可憐なタンポポは「西洋タンポポ」とのこと。
「日本タンポポ」は国の環境指標植物。
「日本タンポポ」が咲く環境は、水・空気、土が綺麗な場所ということが
分かります。
「日本タンポポが咲く場所で栽培された農産物が、安全で美味しい
ということをアピール出来るのではないか?」
今野さんは「日本タンポポの咲く郷つくり」としての取り組みを
動かしていこう!と考えました。
さらに今野さんは「葉がギザギザ」「根が深い」という植物は
雪国での栽培に向いていて「身体を温め、健康に良さそうだ!」と
目を付けました。
「峰吉川集落の集まり」で集落の方に
「日本タンポポで活性化」についてお話をしたところ
地域の人も賛同。
そうして、峰吉川地域での「日本タンポポでの地域活性化」の取り組みが
スタートしました。今から20年前のことです。
初めに取り組んだのは、峰吉川流域での「日本タンポポ探し」
「集落のみなで探したところ、日本タンポポが1本見つかりました!
その種をとって、タンポポを増やしました」と今野さん。
さらには、栽培した「日本タンポポ」を「よしかタンポポ」
として、商標を登録。
多彩な商品づくりが行われています。
こちらは、「よしかタンポポ」の日本タンポポの根を使った「タンポポコーヒー」
飲むと体が温まると、女性からも人気です。
生産量が限られているため、瓶にはナンバーが記されています。
そのほか!
たんぽぽコーヒーゼリー、あめ、
たんぽぽ入り稲庭うどん、よしかタンポポビール!
よしかタンポポ麦酒のいぶり大根漬け!などなど多彩!!!
「よしかタンポポ」の苦みを活かした商品です。
ラジパルは「よしかタンポポ」のパウンドケーキを味わいました!
しっとりとしたパウンドケーキは、味わったあとに、
ほーんのり、タンポポの葉の香りを感じます。
今日は、「よしかタンポポ」の商品が並ぶ
大仙市花館の農産物直売所「しゅしゅえっとまるしぇ」に
おじゃまして、お話を伺いました。
「よしかタンポポ」の商品は
県内の道の駅や、あきた県産品プラザなどに並んでいるということです。
来年には、商品販売に力を入れられるように「よしかタンポポプランニング」
として、新体制を作り出していくそう。
毎年、春には「日本タンポポ」の苗も道の駅協和で販売しています。
この先は、「日本タンポポの咲く郷 峰吉川」をブランド化し
農産物の販売などにも力を入れていくということです!
タンポポの綿毛が飛んで広がるように!
大仙市協和峰吉川集落の「よしかタンポポ」の取り組みが、この先も
広がっていきそうだと感じたラジパルでした☆