2022年3月23日(水) かおり取材
新しい季節を迎えようとしていますね!
引っ越しや異動に伴い、ごみの処分が増える時期でもあります。
今日は、秋田市のごみを処理する「秋田市総合環境センター」の小野文彦さんに、お話を伺いました!
例年、 総合環境センターに搬入されるごみ全体の量は、3月の雪溶け頃から増え始めます。
人の異動や、家の周りなどを片付けたごみ、木を剪定した枝などが増えるためということです。
ごみの量が少ない1~2月に比べ、多い月は1ヶ月でその1.5倍ほどの1万トン!くらいということ。数字が大きくてどのくらいか追えないほどですね。
総合環境センターへは、自己搬入も出来ますが、3月末頃から5月中頃までは大変混雑します。
「自己搬入車両は、通常1日100台から200台くらいですが、この時期は多いときで600台以上が来て、その他にごみ収集車も来るため、
いつもは入場から退場まで10分程度しかかからないところ、長い時は2時間近くお待ちいただくこともあります。」と小野さん。
外で渋滞が起こらないよう場内を使い、搬入を待つ多くの車が列を作るそうです。
「自己搬入の際は、スムーズにごみを捨てられるように、家庭ごみ、木製の粗大ごみ、金属を含むごみ、資源ごみを分別していただき、袋に入る大きさのものは中が見える袋に入れてきていただきたいと思います。段ボールに入れてきて中身だけを捨てようとする方もいますが、渋滞の原因になるので、ごみは袋に入れて、段ボールは資源ごみに出してください。」
(ごみを搬入するプラットホーム)
捨てる予定のないものをごみと同じ場所、トランクなどに一緒に積んでいて捨ててしまったという相談が時々あるそうです!!
捨ててしまえば取り出すことは難しいということ。
また、これまでに「車が傷ついた」「勝手に捨てられたものがある」などのトラブルがあったことから、
基本的に本人がごみを車から降ろし、大量にごみを捨てる場合や、大きなごみを捨てる場合は、必要な人数で来てほしいとお話していました。
秋田市のホームページ、総合環境センターの頁には、赤が混雑、黄色がやや混雑、青が空いているという具合に混雑状況を表示しています。
参考にしてくださいね!
「ごみ処理は、24時間休まず行われています!」と小野さん。
私たちも、24時間稼働しているごみ処理を思い出して、ごみの減量を考えていきたいですね。
(ごみ処理の様子:秋田市ホームページより)
また、総合環境センターでは、見学も受け付けています。
「溶融施設」の他、缶や瓶、ペットボトルなどの処理を行う「リサイクルプラザ」の見学ができます!1名より受け付けているそうです。
詳しくは、秋田市環境部総合環境センター 018-839-4816まで、お問い合わせください。
今日は、秋田市についてお話を伺いましたが、ごみの自己搬入が増える季節は、秋田県内の市町村で同じような状況ということです。
詳しくは、各市町村へお問合せくださいね。