2021年1月29日(金) かおり取材
今月、五城目町に開いた工房があります。
椅子やダイニングテーブルなど木の家具を製作する
WOOT家具 倍賞迪人(ばいしょうみちと)さんの家具製作工房です。
家具作りの経験を重ね2年前、秋田でご自身の工房を立ち上げました。
「WOOT家具」というお名前は英語の「WOOⅮ(ウッド)」を削り出したイメージ!濁点を取って付けたのだそう。
削り出して仕上げる倍賞さんの製作を表しています。
また英語で「やったね!」と何かを達成した際の感情を表す意味もあり決めたのだとか。
倍賞さんは、主に無垢材を使っています。
材料を組み立ててからカンナなどを使って削り仕上げていくのだそう。
「組み立ててからが、長いです」
倍賞さんの細やかな技で削り出された曲線は、上品で美しく!
無垢材のぬくもりとともに、心地良さが伝わります。
こちらの机の脚は、一見細く見えますが、よく見ると太さがあるのが分かります。
「角を丸くしたがるんです」と倍賞さん。
座った椅子はやさしさを感じました。
材料では特に「くるみが好き」ということ。くるみ無垢材の質感が光ります。
現在展示場は、五城目町にあるオリジナル革製品を並べるお店「すずなり」の2階にあります。
注文は定番に作っている家具を中心に展開し、お客様の要望に合わせて変えたり、材種を選んでもらうのだそう。
「リラックスチェアを製作した際、お客さまの体形や好みのデザインの幅があるので悩みました。でも、完成したものを喜んでもらえると嬉しいです」と表情が緩みました。
倍賞さんは、単純な加工にもアイディアを出し、変化して見えるように工夫をしています。
五城目に来る前は、木材の町 能代を拠点にしていました。
秋田市からのお客さんが増え、材料を仕入れる能代と秋田市との中間点
五城目町に工房を構えました。
広い工房には、10台以上の機械があり、材料となる大きな一枚板も並んでいます。ひとりで製作に向き合う日々です。
「ようやく定番家具に注文が入るようになってきたので、今後は、他の種類の開発も行っていきたいです」
視線はまっすぐ!製作は曲線が美しく☆
倍賞迪人さんの「WOOT家具」
みなさんも、出会ってみてくださいね!
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WOOT家具
秋田県南秋田郡五城目町石田六ケ村堰添82-5
TEL 090-7070-3089
MAIL wood@woot-furniture.com
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機械を動かしていると大きな音で電話に気が付かないこともあるためメールでのお問い合わせがおすすめです!