2020年10月21日(水) かおり取材
ご覧ください!こちらの金魚!
飴細工です!
秋田市大町 パンプルムウス2階にある「ギャラリーあずき」には、120点の飴細工が展示されています!
まるで美術品のような飴細工!
創り出したのは 潟上市の村山裕磨さんです。
村山さんは、現在 潟上市で整体リラクゼーションのお店「ゆうちゃんの手もみ屋」さんを開いています。お父さまが漁師で、漁師の仕事もされています。さらに!前職では、大阪で歯科技工士として仕事をされていました。
「21歳から5年間、歯科技工士として『歯』を作ってきました。もともと何かを作るのが好きで『歯』以外の製作をしたいと思い、飴だったらなんでも作れる!と大阪で 長年 飴細工をされている石割定治さんのもとに1年 弟子入りしました」
「歯」は最後に歯科医師が入れるので、技工士が患者さんの顔を直接見ることができません。でも飴細工は目の前で作って自分が直接、渡すことが出来る。
笑顔を目の前にすることは、村山さんにとって喜びとなったのだそう。
今回のはじめての個展では、これまでに製作してきた作品が並びます。飴細工そして、粘土細工とはいえ歯の模型もあり、村山さんの手先が生んだ技術の粋を見ることができます。
そして飴細工の実演も披露!
スタジオの由香さんリクエストで中継中「牛」を作っていただきました!
鍋には、飴細工の元となる水あめが入っていました。温度は80度ということ!
村山さんは、鍋から飴を手で取ってすばやく捏ね、和ハサミで細かい部分を作り出していました。
手が生え、顔ができ!完成までの時間は2分ほど!
最後に着色して見事な「牛」が現れました☆
お客さんが体験することも出来ます!
私も製作体験!
飴が熱く もたもたしていると、どんどん硬くなっていきます。
体験を通して、昔ながらの技術と、歯科技工士という細やかな技術が活きた村山さんならではの飴細工!を感じました!
村山さんに助けていただき、なんとか猫を製作!
また、会場には、 村山さんが製作された「粘土細工」も80点以上並んでいます。
ひとつひとつが、見入ってしまう「芸術品」☆
ぜひ、なめるように!見ていただきたいと思います(飴だけに^^)
村山さんの個展は、11/10(火)までの開催です!
11時~20時