かおりです!
能代市には、花開いた桜と共に、人々の目を惹きつけている「まちなかの彩り」
があります。
それは、ウインドーアート!
能代市役所 近くの上町(かみまち)の商店街 空き店舗のガラス戸に
描かれました。
ウインドーアートを完成させた 能代市上町の自治会 女性部「上町すみれ会」
の 平山はるみさんにお話伺いました!
平山さんは、上町にある「平山はかり店」 店主でいらっしゃいます。
県道を挟んで「平山はかり店」の向かい側に完成した「ウインドーアート」
がこちらです!
スーパーだった建物の表のガラス戸いっぱいに
地域内の 第9番観音堂 に安置されている 観音様、
能代の夏のお祭り 役七夕 で城郭灯籠にあしらわれるシャチ灯籠
地元の日吉神社のお祭りで 上町組丁山に飾られる「鍾馗様」などが
カラフルな太めの水性マーカーで描かれています。
鍾馗様!は、にらみを利かせるような 威嚇の形相!
「疫病退散」と、躍動感ある文字が 描かれています。
「鍾馗様は、疫病を払う神。コロナ退散の願いを込めました」と平山さん。
鍾馗様は、横1m、縦2mのガラス戸いっぱいに描かれていて
刀を持つ腕と、右足は、隣のガラス戸に はみ出ています。
「赤く描いたのはコロナウイルスです!
鍾馗様に踏みつけられているところですよ」と平山さんはにっこり。
こちらは平山さんが 書き仕上げたのだそう。
鍾馗様がしっかり踏みつけている!と思ったら
スニーカーを履いています!
その横には「あなたにぴったりの履物を 本庄はきもの店」の文字も!
「上町のお店なんですよ」と とのこと!
観音様の横にも「はかるものあります 平山はかり店」とあります。
観音様の手には ものさしが!
ほかにも、商店街のお店が登場していて 発見する楽しみもあります!
真ん中に描かれ ガラス戸3枚に渡っている「役七夕 のシャチ」
こちらは、地元の中学生が描いたのだとか。
「役七夕が好きな 能代一中2年生 見上七星さんは
役七夕のお祭りが大好きで、小さいころから灯籠の絵をたくさん描いていて、
今回、参加してくれました」
(見上さん)
シャチの灯籠の下にはマスクをつけた人そして、
マスクを外している人の姿も描かれています。
新型コロナウイルスに勝って!マスクを外し
外したマスクが花びらのように舞って、桜の花に代変わっていく様子を
描いたのだそう。町の人たちがまつりのお囃子を演奏する姿も現されて
います。
「イラストの得意な 能代図書館スタッフ 塚本はなこさんも参加して
くれて、デザインや下絵を描いてくれました。ガラス戸にマスキングテープで
コマ割りして描いていきました」
高いところは、ビールケースをひっくり返した台や、脚立を使って
仕上げていったのだそう。
こうして、完成した ダイナミックで彩鮮やかな ウインドーアート
疫病退散の 鍾馗様もにらみをきかせ、
散歩をする保育園の園児や、町の人々の 目を引いているということです。
見た人の心にも、明るい彩りが 浮かぶアートだと感じたラジパルでした!
こういった笑顔あふれる日々が、1日も早く訪れますように!!!
能代市役所 桜庭の桜は ほぼ満開でしたよ