ゆみこです。個人的にもかなり気になっていたお店をお訪ねしました。
秋田市通町商店街にある、レンガとアーチ窓が特徴の建物の2階に11月29日にオープンした喫茶と雑貨のお店「交点」。
店主は五十嵐聖隆さん、秋田生まれ秋田育ち、美大への進学と共に関西へ。
20年ほど関西で暮らして、昨年奥様と共に帰秋。
元々ご夫婦の夢、目標として「喫茶と〇〇」を営むということは構想にあったようで、それが巡ってここ、秋田市で「喫茶と日々を暮らすこと」という形になりました。
店名にある「交点」は、お店に来ていただくお客さま、お店に置いている器など、催しなどを行った際にはその時々の出会いなど、物事と人が交わる場になればいいなという思いが込められています。
軸には「日々の暮らし」ということもあります。
交点で扱っているものには店主のこだわりがたくさんあります。
素敵だと思ったのはコーヒーカップのセレクトです。いくつかのカップを取り寄せて一年ほどかけて実際に使いながらじっくり選んだそうです。
老舗食器メーカーの物で、飲み口に向かって少し広がりのある、指掛かりのよい取手のシンプルなものです。
お話を聞くまで、こんなに時間をかけてじっくりと選んだとは・・・と初めてお会いしたにも関わらず「五十嵐さんらしいな」と思ってしまいました。
何げなく座ったカウンターの椅子は海外の軍製のものでいい味が出ているし、
クッションは実は手作りのものだったり^^
奥の小部屋はまるでギャラリーのようで、祖父のお家から譲り受けた棚や洋裁屋さんをしていた祖母のトルソーが暖かい日を浴びながら影を作ったり。
個人的に感性が揺さぶられました。どれだけ普段せわしなくしているのか・・・
ここに来ると、優しくてゆっくりとして、ひとつ、ひとつにきっとストーリーがあるんじゃないかなと一人でわくわくしてきちゃいました。
「お店は脇役、だからひかえめに。主役はお客さんだから」
お店のイメージをうかがった時の答えが今、ストンと落ちてきました。
私はこんな感情に出会いましたが、みなさんはどんな感情に出会うのでしょうか^^
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交点 喫茶と日々を暮らすこと
場所→ 通町商店街(ひらのや書店向かい)
営業時間→ 11:30~18:30
不定休(HPでご確認を!)
注意!!
お店の隣にある駐車場は交点の駐車場ではありません。
裏手に3台停められる駐車場があります。
分かりやすくHPに掲載されていますのでご確認を!!