にかほ市にある「白瀬南極探検隊記念館」
明治の末期、今から100年以上前に 日本人で初めて南極の探検に挑んだ
にかほ市金浦出身の 陸軍中尉 白瀬矗の 業績を紹介する記念科学館です。
館内では、白瀬南極探検隊の当時の様子を知ることが出来る資料が展示されているほか
白瀬隊が始まりを作った「南極観測」について、知ることが出来ます。
今日は、職場体験を行っていた 金浦中学校の生徒さん 2名も
ラジオ出演してくれました!
佐々木さんが 紹介してくれた 館内のコーナーは「海南丸」
南極探検隊が 南極を目指し乗船した 船の 実物の1/30を展示しています。
宮越さんのオススメは、南極に落ちていた隕石や、南極の氷に
触れることが出来るコーナー。
南極の氷は、白濁していて、閉じ込められている空気は なんとマンモスが生きていた1万年前 空気なのだそう。
水に入れるとパチパチと弾ける音を聞くことが出来ました!
二人は、5日間の職場体験で展示を説明する「ジュニアガイド」となり
お客さんを迎えています。
そして、この夏 !!「白瀬南極探検隊記念館」では
白瀬矗が南極を探検した際ので記録映画を 東北では初めて上映しています。
国内初 日本最古の長編記録映画といわれ、記録映画史上重要な作品で
今から105年前の「日本南極探検隊」の様子を知ることが出来ます。
白瀬探検隊や船、大隈重信の姿、105年前の南極のペンギンやアザラシ
そして、その壮大な南極探検そのものを目に出来る貴重な映像です。
当時のフィルムは自然発火する恐れがある材質だったため、
これまで現存することがほとんどなかったそう。
今回は、残されていたフィルムの不燃化、
2年をかけた デジタル技術での復元によって
見ることが出来るのです。
音声がない映像に 解説を付けて上映する
特別上映会が 8/12・13・19・20に開催されます。
定員は各回40人で、事前予約制です。
夏休み、郷土出身の探検家 その偉業に触れてみてはい かがですか
申し込み:問い合わせ 0184-38-3765
開館時間:午前9時~午後5時 入場料:おとな300円 小中学生200円