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2016年7月6日

トンネル貯蔵 能代 喜久水酒造

ラジパル、水曜日 15時台の中継のコーナーは「お酒よもやま大喜利」のあと。
陽子さんが話す
「このコーナーは、トンネル貯蔵で おなじみの 能代「喜久水」の提供で
 お送りしました」を 毎回、受けているラジパル。
「その、トンネルへ行ってみたい!!」と、おじゃました!

トンネル

迎えてくださったのは、喜久水酒造 7代目 平沢 喜一郎さん。
喜久水酒造の 杜氏を務めていらっしゃいます。

喜一郎さんに案内していただき、伺ったトンネル!!は
深い緑の中、しずかにその姿を見せていました。

貯蔵トンネルは、二ツ井町との境にある旧国鉄「鶴形トンネル」で、
明治時代に奥羽本線が開通して、鉄道トンネルとして使われていものです。
隣に、新しいトンネルが作られてからは、作業道路として使われていたそう。
築110年。総レンガ作りで、
長さ100メートル、高さ高さ4.6メートル、幅3.7メートル。
国の登録有形文化財に登録されています。

喜久水酒造では1997年に JRから購入し 日本酒のトンネル貯蔵が始まりました。

貯蔵

中に、入ると、ひんやりとしていて、上着がほしくなるような温度。
一年を通じて 一定温度 で11度に 保たれているのだとか。
レンガのトンネルと、それを覆う緑の山々の自然があってこその温度とのこと。
電気などは一切使わず温度が保たれた 大きな自然の冷蔵庫です。
約6万本の日本酒が 貯蔵できるそう。

貯蔵2

中には、醸された日本酒が、しずかに、過ごしていました。
湿度があるため、ラベルはまだ貼られていない一升瓶たち。
よもやま大喜利で その月の優勝者が手にできる「縄文能代」も
名札を付けたケースの中でトンネル貯蔵されていましたよ。

中には 1本10万円の大吟醸「朱金泥能代」も!

10万円

トンネルの中、日光の当たらない場所で、長期低温で貯蔵された日本酒たちは
ほとんど変色せず、ゆっくりと熟成し味わいを増すのだそう。

なぜ、トンネルで貯蔵を始めたのか?
6代目 蔵元 平澤喜三郎さんが欧州のワインの地下貯蔵庫を見た時に
吟醸酒も長期低温貯蔵すればおいしくなるのではと考えたのが始まりなのだそう

始めは、実験的に自宅の台所 床下に寝かせていたそうですが、
「10本寝かせ、1年ずつ味を見ていこう!」は、
なんと3年ですべて、飲み干されてしまったということ。
それだけ「「低温で寝かせるとおいしい!」という実感を得た 
喜三郎さんの経験から低温貯蔵が動き出しました。

研究所

「地下貯蔵研究所」として日本酒の貯蔵が開始!され
来年で トンネル貯蔵 20週年を迎えます。

なんと、購入したお酒は、トンネルで貯蔵することができるそうで、
実際に、来年に20年を迎えるお客様の「貯蔵酒」もありました!!

皆さんも、購入したお酒を、記念日までトンネルで貯蔵☆
はいかがですか?
私も、お願いしようと!思いました ^ ^

トンネル 2ショット

喜久水では、トンネルの見学を受け付けています。
暑くなる夏に、トンネルの ひんやりと
お酒のおいしさをぜひ、感じてみてくださいね!

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喜久水酒造
電話:0185-52-2271
FAX:0185-54-1553 (FAX=24時間受付)
営業時間:8:30~17:00   
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