２０２２年２月１８日（金）かおり取材

今日は、にかほ市の話題をお届けしました🎙　買い物が難しい住民のために、市内の商店などが臨時出店して商店街を開く、『にかほ出前商店街』が行われてきました。お話を伺ったのは☎、にかほ出前商店街振興会・会長、齋藤伸二さんです。

にかほ出前商店街は、にかほ市商工会で組織し、毎年４月から１１月の月２回、買い物が困難な人向けに、にかほ市内の商店が公民館などに出張して開催！生活に必要な食料品、野菜、果物、お弁当やお惣菜、日用品を扱うお店のほか、衣料品店、電気店、自動車販売店なども出店します。『おらほのふれあいべんり市』という名前がつくとおり、便利で！人のふれあいの時間が届けられる出張商店街です。

漁港に上がったお魚がパックされて届くなど、生鮮食品にも出会えます。

「お目当ての商品があるか、開店前から並んで、買い物を楽しみにしている方の姿もあります。」と齋藤さん。

新型コロナウイルス感染症が広がる前は、会場にお茶や茶菓子を用意！井戸端会議が開かれ、お客様同士が交流するサロンのような様子があったそうです。

２０１９年の１２月からは、感染症対策でお休み期間がありましたが、昨年１１月に久々に開催。「お客さんが来てくれるかな。」という齋藤さんたちの心配をよそに、出前商店街の開催を待っていたたくさんのお客さまがいらしたそうです。

「お店を出す商店は、普段の店舗での販売を行いながら、出前商店街の開催を続けてきました。お客さまも、お店側も笑顔になれるように、買い物はもちろん、地域の居場所づくりや井戸端会議の場の提供として、この先も続けて行けたらと思います。」と齋藤さん。

先月は、この取り組みが、全国の地方新聞４６紙と共同通信社が地域活性化の取り組みを表彰する『地域再生大賞』の北海道・東北ブロック賞に選ばれました。

商店がまとまって各地へ出張！　地域の人を思う商店街のぬくもりを、お話を聞いていて感じました！『にかほ出前商店街』の開催予定は、にかほ市の広報に掲載されます。にかほ出前商店街振興会では、Facebookページでこれまでの様子を紹介しています。（ブログ中のお写真は、にかほ出前商店街振興会から提供いただきました）