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2020年8月12日

「SENTE」沢田石武瑠さん のトウモロコシ

かおりです!
秋田市四ツ小屋で 農家さんへの道を歩み出した新規就農 沢田石 武瑠 (さわたいし たける)さんをお訪ねしました!
1年目の春の作業を進めている今年5月22日。ラジパルは、一度 お訪ねしています。
夏野菜の収穫に忙しい時期、手ごたえを聞きにまた、お伺いしました!

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その手ごたえ! 手渡していただきました。
トウモロコシです!

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美しく粒の満ちたトウモロコシは、美しく輝いています。
生でかじりついたところ!
まるで果実を含んだかのようなジューシーさと甘さが溢れました!!

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実は前回お訪ねした際、沢田石さんのイチオシ野菜は「トウモロコシ」と耳にしていたラジパル。
そこで「トウモロコシの時期に、手ごたえを伺いに行きます」と話していましたが…
あれ?沢田石さん、実りの連絡が届きません(笑)

「実は、自信作の トウモロコシ、今年は、 仕上がりに悩んでいました。
しかし、8/2~ 収穫したところ、想像以上に味が のっていました!出荷したところ、完売の連続 」
なにやら、においを嗅ぎつけたラジパルは、今回、沢田石さんのトウモロコシに! 出会うことができました^ ^

「 お客さまからも『こんなに甘いトウモロコシは食べたことがない』との声を受けています。獄きみ以上の価格を付けましたが、即日完売。10本まとめて購入してくださるお客様もいて、その反響には自分自身も驚いています!」と沢田石さん。その表情に、自信をにじませていました☆

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沢田石さんは、東京農業大学で学ばれ、大学院を経て、秋田に帰郷。
秋田市園芸振興センターで、栽培技術や肥料設計などの実務知識を学びました。
また、秋田市や秋田県外の農家でも研修を受け、今年!本格的に稲作と、野菜栽培の道を進み始めました。
ご実家は創業1907年という農家さんで、武瑠さんが5 代目。
現在、手掛け出荷している野菜は、ブロッコリー、レタス ナス、ピーマン、パプリカなど 20~30品目あり、
栽培した お米は、ハサガケして 販売を行います。ナスやトウモロコシは、その品質から東京での販売が決まり、お客様の元へ届けているところです。

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現在、県内では秋田市内のスーパーや直売所に出荷。
農作物には、ご自身が考えられた 沢田石 武瑠 さんのブランド屋号を記しています。

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「『SENTE(センテ)』として、農作物を販売しています。秋田から農業界へ先手を打つ という思いがひとつ。
また、S=special E=eco N=natural T=technology E=each という意味の アルファベットから取った 頭文字 です」

ロゴデザインは「星の王子様」をイメージ !
沢田石さんは「未来とは、予想するものではない、自分の手で可能にするものなんだ」というサン・テクジュペリの言葉を大切にしています。
昨年は「農業の可能性を幸せに作り変える」と題して仕上げた思いが毎日農業記録賞「最優秀賞」に輝きました!
(毎日農業記録賞は、毎日新聞社主催、農林水産省・県・県教委など後援「農」や「食」、「農に関わる環境」への思い、体験の記録、提言などから選ばれる)
秋田県内在住者の最優秀賞は25年ぶりということ!!

「自分の手で可能にするもの」まさに、その道を歩み始めた 沢田石さん。
前回、5月にお伺いした際は、「秋田の天然資源を活かした 土づくり」に取り組み、農作物を栽培している とお話していました。

「秋田というものをブランドにしたい。さまざまな秋田資源を、秋田の良さとして相乗効果で活かしその潜在能力をブランドにしたいと考えています。
 土づくりでは、
・秋田杉の間伐材を使った炭 と木酢液、なまはげの男鹿の海洋水が生んだにがり
・日本だと秋田でしか採れない 土の王様と呼ばれる八沢木白土 を使っています。このトウモロコシもまさに、そんな土づくりのこだわりで仕上げました」

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こちらは、トウモロコシ畑。

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立派に実る1本を収穫させてもらいました!!

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手ごたえも、頼もしい1本!

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また、かぶりつきたくなります☆☆☆

8月10日(日)には、沢田石さんのSENTE農場で、お客さまとの交流イベントを開催!
こうして、野菜の収穫体験を行ったほか、SENTE農場の野菜をその場で味わう特別なBBQが行われました。
BBQをプロデュースしたのは、にかほ市のフレンチレストラン レメデニカホ 「渡邊健一」さん(地元秋田の食材と全国の厳選素材をかけ合わせ、発酵食文化をとりいれた独特のフランス料理を提供されています)

企画

渡邊

渡邉さんとのトーク

行われたトークショーでは、圃場に設置した特別ステージの上で
「『①二人はなぜ東京から秋田に戻ることになったのか。②秋田の食や農の魅力・可能性について。③食や農を通じたお互いのビジョン』などを熱く語らせて頂きました。その話の中でも、【お互いに秋田の食材を通じて秋田の食を変えていきましょう!】と強い思いが通じ合った気がしました。」と沢田石さん。

「トウモロコシを収穫した中学生が『おいしいので兄弟にも食べさせたい。参加費以上の収穫になりますが大丈夫ですか?』と声をかけてくれました。自分のトウモロコシの美味しさがお客さまに響いている様子を感じ、とても嬉しく思いました」と振り返っていました。

収穫体験②

収穫体験

             KOCCHA KE FEST(こっちゃけふぇすと) の様子

こうして進んできた「SENTE」としての春・夏を経て、身体いっぱいに手ごたえを感じている様子を受けたラジパルです。

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「農業は可能性のある産業と感じています。その可能性を両手でつかみ取って『沢田石さんが農業を行うから私も農業をやりたい』と思ってもらえるような農業をこの先も目指して進んでいきたい」

次の世代を担っていく頼もしい存在になる! そんな思いが、トウモロコシの甘さと共に、ラジパルにいつまでも響きました☆

「SENTE」沢田石武瑠さん のトウモロコシは、8月14~15日ころまで!!秋田市ナイス山手台店 に並ぶという事です。
(お客さまも待っていてい下さるそうです。出荷に行くのは11時頃ということですよ)

先を見る「SENTE」沢田石武瑠さん の、真っ直ぐなまなざしと、珠玉の味わい、幸せを作る農業の可能性に!
出会ってみてくださいね!!

ホームページは、来月開設予定です。