かおりです!
次の日曜 2/23(日)「能代ミュージカル」が能代市文化会館で
上演されます。
「能代ミュージカル」は、能代市民の方による手作りのミュージカルで
今回は39話目!
能代市東部に位置する鶴形地区を舞台に
「十割そばの里、幸福の里 ー鶴形そば物語ー」を公演します。
舞台に立つキャストの 小林建彦さん、南部恵美子さん
能代ミュージカル制作委員 委員長 関口美奈子さんにお話伺いました!
小林さんは、能代市柳町にあります 旧料亭 金勇 施設長で
いらっしゃいます。ラジパルは「金勇」におじゃました!
「能代ミュージカル」は、脚本、歌や曲の制作、踊り、運営スタッフなどなど
すべて市民の方が手掛ける市民ミュージカルです。
能代の民話、歴史上の出来事、社会問題などをテーマに毎年公演を行っています。
能代市文化会館の開館を記念して昭和55年 にスタート!
秋田県内では、一番歴史のある市民ミュージカルなのだそう。
↑ 以前の公演の様子
↑ 昨年の舞台「北前船異聞」
今回の公演は「鶴形そば」のお話!
「鶴形そば」は、豆乳をつなぎに使用されている十割そばで
独特の風味が美味しいお蕎麦です。
栽培が行われている鶴形地区は 北に米代川が流れ、
古くから渡し船の運送で栄えた地域。
佐竹の殿様の家来が住んだ場所で、江戸時代は「羽州街道」が通る交通の
要所として栄えました。
集落には、地域の守り神「鍾馗(しょうき)様」が地域に災いが入らないよう
住民を見守っています。舞台には、その鍾馗様も登場し、その声を
鶴形地域の方が担当するのだそう。
物語は、
鶴形出身、東京でプロダンサーを目指す 舞が主人公。
地元 鶴形で人々と関わり合う中で 人間として成長していく姿が
描かれています。
舞は、伝統的な鶴形そばの 数少ない継承者である祖母 令子から
そば作りの極意を教わることになり、
家族や友人と触れ合う中で、自分の将来について真剣に悩み、
そして何かを見いだしていきます。
鶴形そばも、舞台の上で実際に こね、打ち、作られていくのだそう!
鶴形の美しい風景、山々も詩や音楽で表現され
郷土芸能なども 舞台では披露されます。
400年の歴史を持つ特徴的な郷土芸能「鶴形ささら」や、
鶴形地区まちづくり協議会の方々による「鶴形そば音頭」が披露される他
地元の 第五小学校児童も合唱で登場します。
全21曲は、すべて今回のために制作されたオリジナル曲。
編曲も行い 演奏には、能代市吹奏楽団が生演奏します。
練習の様子
スタッフを含め 総勢150人の市民の皆さんによるミュージカル
ということ!!
本番を控え「時には、厳しい声も飛びます」と関口さん。
演出の近藤 真行さんの熱心で丁寧な演技指導のもと、みなさんが
本番に向かっているところなのだそう。
南部さんは、今回 はじめての参加。
歌も、関口さんからレッスンを受けて 声が出るようになるなど
舞台を作り上げる中で、ご自身が一歩ずつ進んでいることを
実感しているのだとか。
小林さんは、これまで主人公を 演じるなど 能代ミュージカルの
舞台で経験を積んできました。
今回は、主人公 舞の お父さん役を演じられます。
「寡黙な役です。間と表情で演じます(笑)
舞台では、主人公 舞やその仲間による躍動感 溢れるダンスシーン、
舞の気持ちの微妙な変化を代弁する歌、
故郷への想いが 表現されます。ぜひ、能代ミュージカルの舞台を
観ていただき、感じていただきたいです」と
まっすぐな眼差しで お話されていました。
チケットは、まだ、大丈夫ということ!
チケットの購入 お問い合わせは、能代市文化会館まで!
電話:0185-54-8141
能代ミュージカル
「十割そばの里、幸福の里 -鶴形そば物語-」
2月23日(日)13時30分開演
会場:能代市文化会館大ホール
チケット(一般1500円、中学生以500円)
当日は、鶴形そばの 販売も行われるということです!
ぜひ、会場で、みなさんが作り上げる舞台をご覧下さい☆