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2020年2月19日

能代ミュージカル「鶴形そば物語」

かおりです!
次の日曜 2/23(日)「能代ミュージカル」が能代市文化会館で
上演されます。
「能代ミュージカル」は、能代市民の方による手作りのミュージカルで
今回は39話目!
能代市東部に位置する鶴形地区を舞台に
「十割そばの里、幸福の里 ー鶴形そば物語ー」を公演します。
舞台に立つキャストの 小林建彦さん、南部恵美子さん 
能代ミュージカル制作委員 委員長 関口美奈子さんにお話伺いました!

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小林さんは、能代市柳町にあります 旧料亭 金勇 施設長で
いらっしゃいます。ラジパルは「金勇」におじゃました!

「能代ミュージカル」は、脚本、歌や曲の制作、踊り、運営スタッフなどなど
すべて市民の方が手掛ける市民ミュージカルです。
能代の民話、歴史上の出来事、社会問題などをテーマに毎年公演を行っています。
能代市文化会館の開館を記念して昭和55年 にスタート!
秋田県内では、一番歴史のある市民ミュージカルなのだそう。

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↑ 以前の公演の様子

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↑ 昨年の舞台「北前船異聞」

今回の公演は「鶴形そば」のお話!

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「鶴形そば」は、豆乳をつなぎに使用されている十割そばで
独特の風味が美味しいお蕎麦です。
栽培が行われている鶴形地区は 北に米代川が流れ、
古くから渡し船の運送で栄えた地域。
佐竹の殿様の家来が住んだ場所で、江戸時代は「羽州街道」が通る交通の
要所として栄えました。
集落には、地域の守り神「鍾馗(しょうき)様」が地域に災いが入らないよう
住民を見守っています。舞台には、その鍾馗様も登場し、その声を
鶴形地域の方が担当するのだそう。

物語は、
鶴形出身、東京でプロダンサーを目指す 舞が主人公。
地元 鶴形で人々と関わり合う中で 人間として成長していく姿が
描かれています。
舞は、伝統的な鶴形そばの 数少ない継承者である祖母 令子から 
そば作りの極意を教わることになり、
家族や友人と触れ合う中で、自分の将来について真剣に悩み、
そして何かを見いだしていきます。
鶴形そばも、舞台の上で実際に こね、打ち、作られていくのだそう!
鶴形の美しい風景、山々も詩や音楽で表現され
郷土芸能なども 舞台では披露されます。

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400年の歴史を持つ特徴的な郷土芸能「鶴形ささら」や、
鶴形地区まちづくり協議会の方々による「鶴形そば音頭」が披露される他
地元の 第五小学校児童も合唱で登場します。
全21曲は、すべて今回のために制作されたオリジナル曲。
編曲も行い 演奏には、能代市吹奏楽団が生演奏します。

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練習の様子

スタッフを含め 総勢150人の市民の皆さんによるミュージカル
ということ!!
本番を控え「時には、厳しい声も飛びます」と関口さん。
演出の近藤 真行さんの熱心で丁寧な演技指導のもと、みなさんが
本番に向かっているところなのだそう。

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南部さんは、今回 はじめての参加。
歌も、関口さんからレッスンを受けて 声が出るようになるなど
舞台を作り上げる中で、ご自身が一歩ずつ進んでいることを
実感しているのだとか。

小林さんは、これまで主人公を 演じるなど 能代ミュージカルの
舞台で経験を積んできました。
今回は、主人公 舞の お父さん役を演じられます。
「寡黙な役です。間と表情で演じます(笑)
舞台では、主人公 舞やその仲間による躍動感 溢れるダンスシーン、
舞の気持ちの微妙な変化を代弁する歌、
故郷への想いが 表現されます。ぜひ、能代ミュージカルの舞台を
観ていただき、感じていただきたいです」と
まっすぐな眼差しで お話されていました。

チケットは、まだ、大丈夫ということ!
チケットの購入 お問い合わせは、能代市文化会館まで! 
電話:0185-54-8141

能代ミュージカル 
 「十割そばの里、幸福の里 -鶴形そば物語-」

2月23日(日)13時30分開演
会場:能代市文化会館大ホール
チケット(一般1500円、中学生以500円)

当日は、鶴形そばの 販売も行われるということです!
ぜひ、会場で、みなさんが作り上げる舞台をご覧下さい☆