ゆみこです。毎年8月12日に馬口労町通りで開催されている草市へ。
歩行者天国になっていて、通りには露店が並んでいます。
お話は馬口労町町内会会長、伊藤隆一さんにお聞きしました。
約450年もの歴史があるこの草市。お盆のお供え物などを求めて
たくさんの人が足を運びます。
お花や落雁、それに果物、野菜など。そして、フリーマーケットや秋田商業高校の「AKISHOP」、やきとりに焼きそば、生ビール・・・イベントのようです。
この草市の「草」は、いろんな説があるようですが「草野球」「草相撲」などに使われる「本格的ではない」という意味があり、藩の許認可の対象外だったのではないかとのこと。
伊藤会長は「昔ながらの草市を残したい気持ちもあるが、少子高齢化もあり、なかなか大変になってきた。
それでも馬口労町に賑わいをもたらしたい、その気持ちで子どもも楽しめるような催しも取り入れている。」
「草市を今の子どもたちに継承すること、何よりも思い出を作ってあげたい」との熱い思いがこの馬口労町にはあるのです。
実際にこの町で育った若者にも話を聞くことができましたが、
「草市に来れば年齢関係なく地元の人に会える。小さい頃からそんな存在」だと教えてくれました。
この先ずっと草市を継承していくために、来年からは地元に関わらず
手伝ってくれる人を募集しようかと考えているそうです。
絶やすことなくこの先もずっとずっと続くよう、応援していきたいと思いました。