今日から30日まで大仙市大曲にある「ギャラリーカフェ ブランカ」の一角にて
仙北地区の中学6校の生徒による作品展覧会が始まりました。
お話は西仙北中学校美術担当の田中真二朗さん。
生徒が美術の時間に制作した絵や彫刻、デザインなど45もの作品が並んでいます。
「展覧会」と聞くと、「うまい」「へた」という見方をしてしまいがちですが、
中学生がどんなことを考えているのかということに重点を置いて見てもらいたいなという気持ちから様々な会場で展覧会を行ってきたそうです。
田中先生が教えてくれました。
「美術は作品を作っておしまいではなく、そこまでの過程、視点、感性、感覚を高めると共に
この情報があり溢れる世の中でどれを選び、どんな色や形を使って自分なりに編集して発信するかという力が今後必要になる」と。
そして今、多感な年代の今しか表現できないものがあると。
なんとなく過ごしてしまった学生時代の美術の時間をもう一度受け直したい!と生徒の作品を見て、田中先生の話を聞いて思いました。
それぞれ個性の光る作品が集まった展覧会、中学生の感性に是非触れてみてください^^
こんなに感性を磨いた生徒の多くが進むであろう大仙市内の高校なんですが、
残念なことに美術の授業が無いそうです。(選択授業にも無いとのこと)
びっくりしたのと同時にもったいない!とさえ感じたゆみこなのでした。