1月17日に太平山三吉神社ではにぎやかにぼんでん祭りが開催されます。
そのぼんでんを今、一番忙しく作っている船木定広さんにお話をうかがいました。
船木さん、なんとまもなく83歳。本当に元気なおじいちゃんで、お正月準備の買い物の品を見せてくれたり、中継後にカラオケで18番を披露してくれたりとチャーミング♪
船木さんはぼんでん作り3代目でもう50年も作り続けているそうです。
きっかけは家が呉服屋で布がたくさんあってそこから。父親は作り方など一切教えてくれることがなく、子供ながらに見て覚えたそうです。
ぼんでんは高さ130センチ位、直径60センチ位の大きなかごの上に30センチ位の小さなかごを乗せているものを使って、布で飾り付けていくんです。
とてもキレイな着物の帯のような布を今回は使用して作ります。
ぼんでん作りで一番大変なことははちまきを作ること。紅白の布に綿ではなく藁くずをいれる。そしてしっかりくくりつけるにはかなりの力が必要だそうです。
ぼんでんは自分の子供のようにかわいいとおっしゃっていました。
今、船木さんは3代目ですが跡継ぎとなる4代目が今はいません。早く後継者が見つかることを祈るばかりです。
これからも元気で頑張っていって欲しいです。
※カラオケを披露してくれた船木さん♪