2021年10月13日(水) かおり取材
三種町森岳地区にある「安藤果樹園」
現在、栽培を行っているのは、三種町内外の有志、その名も「果樹園応援隊」の皆さんです。
営んでいた方が高齢となり、続けるのが難しくなったところを、
「ここを無くしたくない」と立ち上がったメンバー6人が、協力して作業を行っています。
今日、ラジパルを迎えてくださったのは
笹村優樹さん、山田善政さん、遠藤勝彦さん、工藤元太郎さん。
三種町では、町の魅力を体験できる交流を、グリーンツーリズム団体「田舎ぐらし大学 みたね」が行ってきました。
安藤果樹園で作業をしているメンバーは、その会員などです。
「安藤果樹園は、三種町森岳で50年以上続く果樹園です。田舎ぐらし大学みたねの体験農園となっていました。安藤さんが、果樹園を続けられなくなり、ここで60年以続く果樹園を、自分たちでなんとか続けられないかと、今年2月から動いてきました」と、田舎くらし大学みたね 事務局 笹村 優樹さん。
栽培技術は、秋田県の振興局から指導を受けるほか、地元 三種町森岳「山田果樹園」山田善政さんが、メンバーに伝えてきました。
「私は、定年後に果樹園を受け継ぎ行ってきました。安藤果樹園さんは師匠です。これまで10年以上 教えてもらってきました。」
ここまで、りんごの枝の剪定、春の受粉、摘果、防除、草刈りなどなどの作業を、山田さんに教えてもらいながら、果樹園応援隊の皆さんで、毎日のように作業を行ってきました。
「やろうという、ひとつのこころになって動き、目の前にあるような、実りの秋になりました」と山田さんもにっこり。
井川町の 遠藤勝彦さんは、今年は120回ほど安藤果樹園で作業をされています。
「もともと私は、サラリーマンです。安藤果樹園で、昨年、りんごの木のオーナーを募集した際に応募しました。ここでは、栽培講習を受けながらりんごの実りを見ていました。今年は、昨年の3倍はここに来ています。うちでも畑をやっていますが、こちらに重きを置いています。」
実りは嬉しく🎵 園地でのりんごの試食も美味しい🍎と微笑んでお話されていました!
安藤果樹園では、りんごの木およそ200本を果樹園応援隊が栽培しています。種類は10種類。
今は、シナノスイートが食べごろです。
これからは、ふじなども収穫最盛期を迎えます。
りんごの木の下、お話を伺い、その実りに向かってきた皆さんの思いも伝わったラジパルスです。
収穫したりんごは道の駅などの直売所で販売するほか、10月下旬から「りんごのもぎ取り体験」も行います🍎
申し込み、問い合わせは
田舎くらし大学みたね 事務局 笹村 優樹さんまで!
電話:090-7794-7720
安藤果樹園を思う、みなさんの気持ちと共に、みなさんもぜひ、りんごを手にしてみてくださいね✨