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2021年7月2日

「日本を元気に!あなたの街のささえびと」~若泉裕明さん~

2021年7月2日(金) かおり取材

大仙市協和には、えごま栽培を行い、さまざまな加工品を作り出している方がいらっしゃいます。
若泉裕明さんです。本業は”メッキ屋さん”。
農業を通して「秋田を元気にしたい」と取り組んでいます。

2013年から、えごまの栽培をスタート!
「東商事」として、加工・販売に取り組んでいます。
今日は、右腕となるスタッフ 加藤咲子さんも中継に来てくださいました。

若泉さんは、おじいさまが始めた東電化工業の3代目として、100人のスタッフと共に、半導体や電子部品の表面処理を行うメッキ工場を動かしています。取引先は60社以上。忙しい日々です。

そんな中、えごま栽培をスタートしたのは「秋田への思いから」。

「18年前に、東京から秋田に移住し、メッキ工業の世界で過ごす中で、秋田には非常にいいところがある一方、耕作放棄地や人口流出、健康問題など負の問題があることを目の当たりにしました。『秋田の底力のある農業で、元気になるのではないか』と考え、えごまの栽培をスタートしました。」

まずは、メッキ工場近くの耕作放棄地を開墾!えごまの種を植えて栽培をスタートしました。

さらに!加工は、秋田県内の4つの地域の農家さんたちのえごまで行っています。

「もともと在来でえごまを栽培していた秋田県内の大館、由利本荘、東成瀬の農家さんと共に栽培を行い、そのえごまを加工しています。」

こちらは、自社ブランドのえごま油「翡翠(ひすい)」

4つの地域の農家さん(大館、由利本荘、東成瀬村、大仙市)の、えごまを混ぜ合わせず、地域ごとに搾り、ビン詰めしています。

えごま油は、サラサラして、美しい黄金色☆
そのままスプーンで口に運ぶと、フレッシュな風味です!生野菜にかけても美味しい!

「低温圧搾、生搾りにこだわっています。味わい、色、香りが、産地やその年によって少しずつ違いがあり、例えるなら、まるでお酒のようです」と加藤さん。

それぞれ個性を味わえるように工夫することで、農家さんのやりがいにもつながっているそうです。

また、若泉さんは、農家さん自らがえごま油を販売できる”しくみ”も作り上げました。
「農家さんには、生産の部分でお手伝いいただいていましたが、自分が育てたえごまが商品となって目の前に現れた時に、農家さんから『販売したい』という声が届き、販売をしてもらうようになりました。」

こちらは、東商事の加工場にある”えごまの圧搾機”。

しぼり

若泉さんは、搾油、瓶詰めを一人で担っています。
作業するのは、仕事前の朝や仕事後、お休みの日など。忙しい日々ですが、”なかなか楽しいです”と、日に焼けた表情がさらに明るくなりました☆
こうして仕上げられた「翡翠」は、現在、全国で販売され、昨年から台湾にも届けられています。
 
また、えごまを使った加工品は、ほかにも!

えごま味噌

こちらは「えごま味噌」

潟上市天王「三浦醤油店」と完成させた葉と実を使った味噌です。

えごま麺

こちらはえごまの葉を練りこんだ「えごま麺」

仙北市角館町「安藤醸造」の協力で完成した「えごまつゆ」もあります。

えごまの商品は、東商事「cocopelli(ココペリ)」というブランドで販売しています。
ネイティブアメリカンの精霊の1人で、五穀豊穣の神とされているそうです。

えごまの小さなつぶつぶから、大きな秋田への愛を感じたラジパル。

「少しずつですが、この土地の農業が元気になり、食べた人が健やかに暮らせる秋田に繋がればと思っています」

昨年の、実りから加工したえごま油は、在庫が残りわずかということ!!お客さまに、その魅力が伝わっていることが分かります。
今年の実りが、黄金色に絞られるのを楽しみに待ちたくなりました♪

えごまの加工品は、「道の駅協和」、秋田アトリオン地下「秋田県産品プラザ」、
東商事のサイトで手にすることが出来ます。
みなさんも、秋田を思う気持ちが伝わるえごまを味わってみてくださいね!

問い合わせ:東商事 018-893-4253