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2021年4月29日

佐藤茅葺店

2021年4月29日(木) かおり取材

横手市平鹿町浅舞にある「佐藤茅葺店」
茅葺職人 佐藤偉仁さんが「茅葺屋根」の伝統と技術を繋いでいます。
また「家屋ではない茅葺のあたらしいカタチ」に取り組み発信!
ラジパルお話を伺いたいとお訪ねしました。

佐藤さんは、お弟子さんと共に、重要文化財の補修現場で作業の真っ最中!今日は、傷んだ部分の茅を取り除く解体を終えて、下地の補修を行っているころとのことでした。

そこで!佐藤茅葺店での仕事を、今年4月からスタートしたばかりの新入社員 松山さくらさんと、佐藤さんのご家族が、ラジパルを迎えて下さいました。

佐藤茅葺店は、茅葺職人 佐藤偉仁さんがここに構えて8年を迎えます。
佐藤さんご自身は、修行、そして職人としてお仕事をされて20年ほどになるそうです。
「佐藤茅葺店には、代表と弟子と2人の茅葺職人がいます。夏は、県内や主に東北地方の茅葺き屋根の修繕を行い、雪の降る冬場は関東地方で、民家はもちろん、重要文化財の工事を行っています」と松山さん。

新入社員 松山さんは、秋田公立美術大学を3月に卒業。
大学の地域プロジェクト演習という授業で、佐藤茅葺店が主催しているイベントに参加したのがきっかけで、就職しました。
「地域のプロジェクトに関わることや、サークルで活動していたイベントの企画運営、会議や打ち合わせの内容を図や絵でわかりやすくまとめる『グラフィックレコーティング』など、大学での学びをさらに深めて実践できると感じています」
希望を持っての歩み出しを感じました。

これまで、佐藤茅葺店では、毎年秋に、さまざまな「ものづくりの体験」が出来るイベント「つぎなにつくろう」を開催してきました。


                     (以前開催のイベントチラシより)

前回は、オンラインでイベントを開催。今年は「オンラインとものづくりの楽しさを合わせたイベント」を作る予定です。

他には、身近な草が屋根になる驚きを味わってもらいたいという思いから
茅葺ティピーを作るワークショップも開催しています。

また、ススキの穂を束ねて小さなホウキを作ったり、茅葺屋根の下地にも使われるすだれを昔ながらの道具で編むワークショップも行っています。
こういったイベントを開催してきたのは「茅葺屋根は古くて、暗くて重たいイメージがあるので身近でかわいらしいものだと感じもらえたらいいな」という思いから。
そして「茅葺屋根の魅力を伝え、本来の茅葺の技術を継承したい」という心からです。


               (佐藤茅葺店 敷地に建つ茅葺の建物)
「消防法の規制により、新築の茅葺屋根の建物は限られた地域でしか建てることが出来ません。佐藤茅葺店では、技術と文化をつなげようと家屋ではない新しいカタチを模索しています」

佐藤茅葺店が発信する「新しいカタチの茅葺」それが、こちらです!!
                  「運べる茅葺小屋」

                   (写真 佐藤茅葺店より)

茅葺職人の技術が活きた三角屋根に!宮大工の技術が活きた組み立て式の壁!!

                     大きさは三通り!

中サイズでは、こどもが入っておままごとが出来ます。

「お庭の休憩所や、ペットのおうち、公園の装飾などとして使っていただいています。また、茅葺の新たな需要として、カフェのキッズスペースや子どもの遊び場、店舗の装飾などの依頼もいただいています」と松山さん。
伝統技術が活きた癒しの空間としても、コロナ禍で注目されるのは!?と注目したラジパルです。

「日本の風景に茅葺屋根を残したい」と取り組む佐藤茅葺店。
また、お話を伺いにお訪ねしたいと感じたラジパルでした。

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佐藤茅葺店
横手市平鹿町浅舞字餅田90-2
電話:0182-24-0648
申し込みなどは、ホームページ、facebookページでチェックできます!