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2020年4月3日

「草木ももとせ」~築120年古民家 一棟貸しの宿~

かおりです!
湯沢市岩崎地区 発酵の食文化とその歴史が息づく地域に
この春、築120年の古民家を改修した「一棟貸し切りの宿」が
オープンしました。 「草木ももとせ」です。

外観

素泊まりで宿泊できる 別荘のような一軒宿。
古き良き趣と、センスある家具などが迎えてくれます。
お話を「草木ももとせ」を開いた 沓澤優子さんに伺いました。

2ショット

建物は、もともとこの場所で開いていた酒蔵が宴会場や倉庫として
利用していた戸建 と 蔵ということ。
岩崎地区は、清らかな水もあり、昔は、酒蔵と味噌醤油蔵が立ち並んで
いたのだとか。
明治時代に建てられた立派な建物をそのまま活かし、改修されていて
1階部分は、30畳ほどの広さのLDKと浴室、2階は寝室になっています。
建物の中を巡るだけでもなんだかワクワク!
そして梁や、欄間の彫り、組子細工などの 粋な技が目に飛び込んできます

入り口

ダイニング

ソファの部屋

階段

こちらは、寝室。上質でおしゃれな畳との出会いも!

寝室

沓澤さんは「草木ももとせ」から徒歩3分ほどの場所に
築100年の歴史ある黒漆喰の内蔵が残る民家を改修した
「インテリアショップ&カフェ momotose(ももとせ)」を開いています。
オープンして6年になるそう。

ももとせ

伝統野菜や、地元の素材をふんだんに使ったメニューと
ものづくりのぬくもりを感じる道具などが迎えてくれるお店で
多くの人を惹きつけています。
沓澤さんは、また、秋田の住宅雑誌「住まいの提案」の編集長もされています。
この「草木ももとせ」には、沓澤さんのセンスでセレクトされた家具や道具、
調理器具が並んでいます。美しさと使い心地のよさを感じる品々です。
気に入ったものは「momotose(ももとせ) 」で注文し 購入することも
出来るのだそう。

キッチン

薪ストーブ
                        キッチンの壁は院内石!

沓澤さんは、
「この場所からは、十文字や、湯沢、羽後町の道の駅や直売所にも近く
 ご自身で手にした「土地のものを」ゆるやかに味わってもらえると
 感じています。
 創業から160年ほどになる2軒の味噌・醤油醸造元「石孫本店」
「ヤマモ味噌醤油醸造元」の 味噌や醤油を使っていただくなど
 岩崎地区に暮らすように、この宿で過ごしてもらいたいと考えています」と
庭から射し込む春の日差しのように、あたたかな表情でお話されていました。

1ショット

ゆったりと、地域の魅力に身をゆだねられる「草木ももとせ」
地域に息づく余白に入り込める時間を過ごせる場所だと感じた
ラジパルでした!

ラジパルこぼれ話
「草木ももとせ」のお隣にある お饅頭やさんの「おまんじゅう」
沓澤さんにいただき、ほおばったら、口元から美味しさが
あふれました!!

まんじゅう