鹿角市八幡平「松館」集落で100年以上前から栽培されてきた地大根
「松館しぼり大根」
あきたの郷土に伝わる作物、あきたの伝統野菜です。
おんばの代、3代 前から栽培している 生産農家 桂田三十美(さとみ)さん。
山間の畑におじゃましました。
収穫は10月末から始まったそう。
「松館しぼり大根」は、その名の通り「おろして」いただきます。
おろして、絞った、白濁した汁は
目が覚めるほどの独特の辛味!!と、深い味わいがあるのです。
形は、短く太いのが特徴。
手に持つと、ずっしりとしていて、実がしっかりしています。
おろしたときは、ぼそぼそとした様子もありますが、
さらしで絞ると!! 濃厚な味わいと!日本一の辛さと言われる
絞り汁が出てくるのです。
辛味成分のイソチアシアネートは青首大根の3倍ほどあるそう。
桂田さんの奥様が、雪の積もる松館しぼり大根の畑の横にて
その「美味しさ」に出会わせて下さいました!
かおりが、ごちそうになったのは「白子の醤油・おろし汁かけ」
白子の濃厚な旨みに、ピリリと目が覚める辛味と風味が効いて!!
畑中に聞こえるほどの大声で「おいしい~~」が出ました^^
湯豆腐にかけたものも「おいしい~~・から~い」
茹でた菊にかけたものも「うまい~からい~ おいひい~」
食べていると、寒さを忘れるほど。
「絞り汁 盃1杯ほどを飲むと 汗が出る」と桂田さん。
寒い時期に、体に良さそうな 辛さと味わいです。
イカの刺身や、おそば、納豆のほか
これから旬を迎える ハタハタをしょっつるを入れた鍋で
湯上げして、松館しぼり大根の汁につけて食べると~~☆
絶品です!!
鹿角の自然が育む辛味 みなさんも、ぜひ、味わって下さいね!
鹿角市の直売所の他、JAを通じて県内各地のスーパーヘ出荷されています