2021年2月12日(金) かおり取材
雄物川町の民家苑「木戸五郎兵衛村」
今年は2基のかまくらが作られています。
例年2/15・16には「かまくらin木戸五郎兵衛村」が行われ、江戸~明治時代のかやぶき民家が並ぶ苑内で昔ながらのかまくらを感じることが出来ます。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止から中止となりましたが、「木戸五郎兵衛村のかまくらを今年も感じてもらいたい」と、かまくらが作られました。
お訪ねしたラジパルを迎えて下さったのは、佐藤誠さん。
毎年かまくらin木戸五郎兵衛村の実行委員長をされています。
かまくらが作られたのは2/3。穴が開けられたのが2/8。
実行委員会で中止を決めたのは、かまくらの穴を開けてからなのだそう。
話し合いを重ねて決定されました。
今年は、雪が多く苑内の除雪を行い、雪を寄せて作られたかまくら。昨年は、雪不足で雪を運んで製作した苦労話をお聞きしていました。
木戸五郎兵衛村のかまくらは「おわん型」横幅4m、高さは3mあります。
今日は、青空の元、立派なかまくらが、例年よりも大きく感じました。
「観にきてもらったり、写真を撮ってもらったり、かまくらの原風景を感じてもらいたいです」と佐藤さん。
13日(土)・14日(日) 9:30~17:30 頃まで かまくらを苑内で見ることが出来ます。(14日は16:30)
入り口を入ったら
はじめの民家「寺田家」にて、検温と消毒ののち、苑内へお入りくださいね!
夕方には、雪の回廊に作られた幻燈に火が灯ります。
例年、かまくらの中にはござが敷かれ、火鉢に火が入り、どんぶくを着た昔わらし^^のお母さん達が「入ってたんせ~」とお客さまを迎えてくれる木戸五郎兵衛村。
餅つきやがっこのおもてなしなど、これまで通わせてきた「まごころ」は、訪ねた人の胸に、そのぬくもりを残していると感じます。
次の開催の時には、より、かまくらのあたたかさが、伝わることでしょうね☆