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2021年1月27日

「いぬ・ねこネットワーク秋田」の取り組み

2020年1月27日(水) かおり取材

犬や猫と人が共に快適に暮らし、不幸な犬猫が一匹もいなくなるような環境を目指す民間の動物愛護団体「いぬ・ねこネットワーク秋田」
ボランティアメンバー各自の仕事などの空き時間を利用し活動を行っています。
お仕事の合間というところ、お話を伺ったのは佐々木恭子さんです。

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「いぬ・ねこネットワーク秋田」では、猫や犬を「自宅で保護している方」と
「新しい飼い主」とを繋げられるよう活動をしています。
「中継点のような役割です」と佐々木さん。

inuneko

(ホームページより)

取り組みが始まり24年。昨年1月にはNPO法人となり活動しています。
シェルター(保護収容施設)を運営する団体ではなく、一般の方からの犬猫の引き取りは行っていません。

現在の実働メンバーは10人ほど。メンバーの連携で対応しているのだそう。
年間200匹前後の犬猫を一時預かりボランティア宅にて飼育。
現在は行政とも連携することで譲渡数400匹を超えています。

また、 実際に犬や猫を見てもらった上で飼い主になってもらう「譲渡会」を企画しています。
毎月一度は県内各地さまざな場所で開催していた譲渡会ですが、現在は、新型コロナウイルスの影響から回数を減らして行っています。
しかし、実際に犬や猫に会える譲渡会では、多くの犬や猫を新しい飼い主と繋ぐことが出来ているのだそう。

譲渡会

ネコ

(以前、開催の様子より)

2月21日(日) 10:00~14:00には秋田県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」で、今年はじめての「譲渡会」が開催されます。

実際に家族として迎えたいと考えた方には、猫の場合「室内で飼うこと、メスは避妊手術、オスは去勢手術をすること、終生大切に飼うこと」などを会で確認しているということ。
またご自宅にメンバーが犬や猫をお届けし、動物が飼える環境かどうかの確認も毎回行っています。
「一度捨てられた犬や猫がまた捨てられることがないよう、人生ならぬ次の『犬生』『猫生』には、一匹一匹がいい時間を過ごしていけるようにと願ってこういった活動を行っています」
野良猫の避妊去勢手術の普及・啓発も大切な活動です。会では助成も行っています。

グッズ

譲渡会では、フリーマーケットやグッズ販売なども開催。
売り上げは、犬や猫の医療費・保護費となっています。
実際は飼えないけど応援したいという方が、オリジナルグッズの購入をしてくれることも活動の支えとなっているのだそう。

グッズは、ホームページにも掲載されています!
読み終わった本を提供することでも支援できます。

譲渡会の際には「どうぶつたちへのレクイエム」パネル展の開催も毎回、行っているということ。
処分施設で殺処分を待っている犬猫へのレクイエム(鎮魂歌)としての写真展です。

レクイエム

「どんなワンちゃんやネコちゃんが居るのか実際に会いに来ていただいたり、写真展を見ていただけたらと思います」と佐々木さん。

犬や猫、保護している人を支援するみなさんの、力強い取り組みを感じたラジパルでした。
活動が前に進む2021年になりますように☆

ファイル

活動については「いぬ・ねこネットワーク秋田」でホームページを検索してくださいね🐶🐈

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今年はじめての「譲渡会」
2月21日(日) 10:00~14:00
秋田県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」
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