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2022年3月4日

日本を元気に!あなたの街のささえびと~船木一人さん

2022年3月4日(金) かおり取材

男鹿市船川港地区を、人が繋がり、行き交う皆が心地よさを感じられる地域にしていこう!と取り組んでいる船木一人さん。

動いてきて8年。男鹿には、拠点となるカフェがオープンし、若者が新たな仕事をスタートするなど、取り組みが広がっています🌱 今日は、お電話でお話を伺いました!

船木さんは、ご自身が手掛けるオリジナルの服飾ブランド「Own GArment products(オウン・ガーメント・プロダクツ)」を男鹿市船川港で営んでいます。(頭文字を取るとOGAです)

ご自身は男鹿市出身で高校卒業後、進学・就職と東京で過ごしていましたが、震災の経験と子どもの誕生を機に、男鹿での子育てを考え、ご家族と帰郷しました。

集合

(2018年 船木さんのお店「縫人」取材時の一枚 3人のお子さんを育てています)

帰ってきた男鹿を目に、寂しい印象を受けたという船木さん。人が行き交う地域にしよう!と、男鹿に根差す仲間と共に『FUNAKAWA ひのめ市』というワンデーマルシェを、2015年から開催しました。

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2ひのめ市 

(ひのめ市の様子)

オーガニックをテーマにした食や日用品などのお店が街に並び、多くの人が船川を楽しむ時間を育みました。

「名前の『ひのめ』は、自分たちが生まれ育った男鹿の地域や、ひと・もの・ことにスポットライト、『日の目』を当て応援しようという思いを込めました。2015年からスタートし、5回開催、おかげさまでたくさんの方が船川に来てくれるイベントになりました。」と船木さん。

また、「年に一度に留めず続けよう!」と、月に一度ミニマルシェ『ひのめ商店』を開催。今も毎月続けています。

「ここでの実感を、日常に落とし込みたいと思いました。」

船木さんは思いを共有し一緒に動いてきた仲間と共に、合同会社船川家守舎を立ち上げ、2020年春、船川港に「tomosu café(トモスカフェ)」をオープンしました。

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(船川家守舎メンバー オープン時の一枚)

秋田県や男鹿市の支援も得て、旧男鹿駅の近くに建つビルを大規模に改修!トモスカフェの名には、町の人に、ワクワクの灯をともす、の意味が込められています。

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『ひのめ市』の取り組みの際から掲げてきたのは、オーガニックと男鹿に行くを掛け合わせたテーマ、『OGANIC(オガニック)』。居心地のいい店内では、丁寧に作られた身体に優しいメニューに出会えます。

「ここで、大人たちが町を誇りに思い楽しんで過ごす姿を、子どもたちにも見せていきたい。そういった男鹿の日常と、船川を訪れた人たちが交わって、感覚を共有できる場所になればと思っています。」

こちらは、昨年末、2階にオープンした「遊び場」です☆

 

「大きな滑り台は、思った以上に滑ります^^」

子どもたちは、楽しみを感じて過ごせ、大人はそばで井戸端会議。これから、そんな日常が育っていけばと、船木さんは考えています。

 

こうして、新しいものが生まれてきた男鹿に、いま、若い世代が引き寄せられ、新たな取り組みが生まれています。

「これからは、若い世代のチャレンジを応援しながら、男鹿の発信は若い人に任せ、自分たちは、土に根差すように動いていきたい。山間部の耕作放棄地を蘇らせたいと考えています。」

最後に、船木さんは、これから目を向けるこの先について教えてくれました。

ラジパルも、次は、男鹿の山へ!お話を伺いに行かせていただきます🌱