2020年10月9日(金) かおり取材
秋、上小阿仁村で実る小さな実があります。上小阿仁村の特産品となっている「こはぜ」です。
この季節には、収穫された「実」も並ぶ道の駅かみこあにをお訪ねしました!
お話を伺ったのは上小阿仁観光物産 大沢祐子さん。ご自身も「こはぜ」を栽培されています。
こちらは、今日、道の駅かみこあに に並んでいた大沢さんが摘んだ「こはぜ」
葉も紅葉し鮮やか!
「こはぜは、ほかの県では『ナツハゼ』と呼ばれています。ブルーベリーと同じ属科で、秋になると黒紫色の酸っぱい小さい実をつけます。抗酸化作用に優れるアントシアニンの含有量はブルーベリーの2倍~3倍といわれています。そのまま食べると酸っぱいので、お菓子やジャムとして加工して食べられています。上小阿仁物産では、無農薬で栽培されたこはぜを自社工房で加工品にし、コンフィチュールやジャムを作っています」と大沢さん。
道の駅かみこあに には、こはぜの加工品が多彩!に並んでいます。
手作りコンフィチュール、こはぜジャム、アイスクリーム、どらやき、チーズケーキ、こはぜドリンク、こはぜ酢、こはぜ酒、こはぜあめ、こはぜ麦酒、こはぜ稲庭うどん!などなど!!
パウンドケーキを味わったラジパル。甘さの中に、こはぜの酸味が効いていて美味しい!
こはぜドリンクは、味わいが濃厚で酸味がクセになる風味!です。
加工品は、一年を通して道の駅に並んでいます。
また、こちらには、上小阿仁村の「食用ほおずき」を使ったジャム、ゼリー、アイス、ケーキなどなども同じラインナップで並びます。
「ほおずきと言えば、赤い実で食べると苦い観賞用のものが頭に浮かびますが、上小阿仁で育てている『食用ほおずき』は甘酸っぱいオレンジ色の実で、トマトとスモモをかけ合わせた味。とてもフルーティーで1度食べるとその味が忘れられないという由来から「恋どろぼう」と言われています。ビタミン豊富ですよ!」と大沢さん。
以前、ラジパル中継で「食用ほおずき」を栽培する農家さんをお訪ねしましたが、そのトロピカルな味わいに、畑で夢中になりました♡
(2016年9月15日 ラジパル日記より)
大沢さんは「道の駅かみこあにのお食事処『秋田杉の館』では、地元の名物料理馬肉の煮込みから、特産品の『こはぜ』や『ほおずき』を使ったデザートをレストラン4店舗でお楽しみいただけます。ぜひ、お立ち寄りください」
と、レジを打つ手を止めて、中継でお話をしてくださいました!
これから、紅葉も美しい季節になります。ドライブでお出かけした際には道の駅かみこあにで、秋の実り「こはぜ」の味わい
また「食用ほおずき」のジャムやスイーツなどと出会いを楽しんでみてはいかがですか?
道の駅かみこあに
秋田県北秋田郡上小阿仁村小沢田字向川原66-1
TEL0186(77)3238/FAX0186(77)3210
営業時間
物産センター(売店)9:00~17:30 冬期間(12月から3月まで)9:00-17:00
秋田杉の館(食事処)10:00~18:00