かおりです!
秋田市添川湯沢台で額の汗をぬぐって、土に向き合う青年をお訪ねしました。
新規就農した安藤努さんです。
屋号「ワイベジ」として、今年4月、農業をスタートしました。
次の誕生日で33歳の安藤さん。農業の道へ進む前には、秋田から東京への進学、そしてサラリーマンとしてのお仕事の時間があったそう。
農業の道を志したのは「山菜が好きだから」ということ。6年ほど前から趣味として「山菜採り」を行い、道の駅などにも出して販売。山菜を野菜売り場に並べるうちに、山菜の時期以外にも野菜を並べられたら。と考えたのだとか。
山菜は英語でワイルドベジタブル。そこから名前をとって決めた屋号が「ワイベジ」です。
研修は、実際に農業をされている農家さんで行ったということ。
秋田市柳田「ガイアガーデン」で1年間みっちり研修を重ねました。
(安藤さんの師匠ガイアガーデン菅原さん)
実際に畑を任され、栽培に取り組んだ1年間は 安藤さんにとって身になる時間だったそう。
4月から独り立ちし、手掛けている畑は60アール。
新しいハウスが4棟と、動き出したばかりの農業機械や、新しい資材が入る格納庫のハウスが建っていました。
今年は、山菜の出荷を行い、ハウスを建て、野菜の栽培がスタートしたということ。
ハウスの中には大玉トマトが実をつけていました。
こちらは、ミニトマト
オクラやキュウリも育っていました。
ブロッコリーは、これから露地栽培を行うのだとか。
ハウスの奥にも、ナスやシシトウ、ズッキーニが育っていました。
今年は、研修を受けたガイアガーデンや、苗屋さんなどから種や苗も、もらったという安藤さん。
期待を寄せて渡してくれるその種や苗を、すべて植えた!ということ!
「これから忙しくなりそうです」と笑っていました。
中継では、農業の師匠ガイアガーデン菅原さんから預かったメッセージを、ラジパルがサプライズでご紹介。
(驚きながらも真剣に聞く安藤さん)
そして
「こういう いいこと言うんすよ(笑いつつ沁みている様子)
最初は、研修などなくてもやれるかな。とも思っていたのですが、ガイアガーデン菅原さんには、去年1年で一生分はお世話になりました。広い畑を任せてもらい、肥料、水やりなどのタイミングを 管理させてもらったことで勉強になりました」と、この表情。
「この土地を紹介してくれた 地元の工藤さん、研修でお世話になったガイアガーデンの菅原さん、気にかけてよくしてくれる苗屋さんや、ハウスを設置してくれた方。こうして、お世話になった方に対しての感謝は、自分が成功することで伝えたい。この先、栽培面積も増やしていきたいです」
日に焼けた表情に、意思のある まなざしを感じました。
安藤さんの野菜たちは、秋田市内のスーパーや産直コーナーに並びます。
「ワイベジ」の野菜を目にしたら、ぜひ、手に取ってみてくださいね。
ラジパルも!応援しています☆
「畑の土が雨でぬかるんでいます」と、ビニール袋を渡してくれた安藤さん。
ありがとうございました!