かおりです!
木都 能代には、木に魅せられた職人たちによって!
「木製ドア」の 製作に取り組む 企業があります。
「コシヤマ」です。
いま、コシヤマの 木製ドアは、能代から全国へ!そして世界へ!届けられ
さまざまな 地域で 使われています。
お話を、代表取締役 腰山 真司さん
息子さんの腰山 純尚さんに伺いました!
おじゃましていたのは、「木のドア」製作を行う工場。
コシヤマには、ドア職人さんが14人いらっしゃいます。
若い職人さんも活躍されていて
今日は、高校を卒業して職人さんとなられた方や、
カンナをかける21歳の若い職人さんが作業をする姿がありました。
女性の職人さんもいらっしゃいます。
コシヤマは、こうして 能代で作業を動かしてきて
今年で80周年になるのだそう。
代表取締役の腰山真司さんが3代目でいらっしゃいます。
初代は能代市鍛治町で家具製作所を開業。
時代の流れや流行に対応して少しずつ変化してきて
2代目は内装 木製建具を製作。
そして、3代目の真司さんが木製玄関ドアの製作を始めました。
手掛けているのは、天然の無垢材を使い
デザイン性、耐久性、機能性を兼ね備えた
オーダーメイド木製断熱玄関ドア。
また 木製 断熱 玄関引戸などです。
お客様の注文に応じて材種、塗料、デザインなどを変えて作っています。
主に、木の材種は、秋田杉、青森ヒバ、松など。
木の材料も、お客さまのご要望によって製作する材種を変えられるのだとか。
デザインは、材料を縦に活かしたタイプや、横に活かしたタイプもあります。
ガラスの入れ方なども、お客さまの希望に合わせて製作するため、その種類は、お客様の数だけあるのです!
サイズもひとつひとつ対応しています。
職人さんが、手で仕上げていくからこそ出来るのですね!
(施工例)
見ていると、木の表情が本当に豊かです。
少し前は、柾目にこだわってのドア製作も行っていたそう。
しかし、若いお客様から
「印刷技術の向上した今、柾目が素晴らしすぎると、返って印刷した模様のよう」という声が聞こえたのだとか。
そこで「コシヤマ」では、あえて、木の自然の表情そのままを活かした木製ドアの製作に力をいれることにしたのだそうです。
木が醸し出す雰囲気が活きた「木のドア」は
お客様の使い勝手を考え 一品一品 製作。
一つのドアを仕上げるのに三週間~一か月かけています。
職人さんは、みなさん、その技術を持ってドア製作をされていますが
特に 見栄えをよく見せるということにはこだわっているのだそう。
「玄関ドアというのはその家の顔にあたる場所です。
玄関ドアに使っている無垢板なのですが
この板はどれも同じ木目で同じ色合いをしているわけではなく
それぞれの板が違う木目、色合いをしています。
なので、ドアを作る際は気を配り、色合い、木目に大きな差が出ないように
作っております」と腰山純尚さん。
職人さんは 木とお話をして、ドアに仕上げているのですね。
コシヤマの工場にある 木の玄関ドアを目にしていると
生命力のある木の存在感やぬくもりを感じました。
製作したドアは、北海道から九州までの幅広い地に届けられています。
主に仙台、東京、名古屋、大阪が多いそうですが、
多くの人が訪れる有名な美術館などにも、コシヤマのドアが採用されています。
これからは、もっと世界へ と考えているそうです。
「海外へ!今は特に カナダへ販路をと考えています」と腰山純尚さん。
コシヤマ4代目によって、木都 能代で製作されたコシヤマの木のドアは
これから、さまざまな国の人が、その毎日を開く場所になるかもしれませんね!
株式会社コシヤマ
本社・展示場
〒016-0171 秋田県能代市河戸川大須賀100
電話:0185-54-3214 FAX:0185-54-3215
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