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2019年10月16日

お寺の副住職が開く 蕎麦処  船場「 龍水庵」

かおりです!
今日は、新そばを 味わいました!
風味のいい そばの香り立つ 冷がけそばです!
お蕎麦をこうして、お客様にお出ししている 店主  阿部龍哉さんは
なんとお寺の副住職!でいらっしゃいます!
お訪ねしたのは、仙北市角館町「そば処 船場 龍水庵」です!

2ショット

角館町の341号沿い、仙北警察署、そばにあるお店です。
(「蕎麦屋だけに!」 と すかさず、井関さん」)

外観

雲龍山「 妙教寺 」の横の小道を入ると「龍水庵」があります。

お寺

大仏

今年、4月に オープンしました!

店内1

店内2

阿部さんは学生時代 飲食店で働き、
僧侶になってからも、好きと趣味が高じて
毎月2回 お寺の檀家さんが集まる日には、お昼を作って
提供してきたのだそう。

インタ

「食を通じて、角館に活気を」と考えるようになり
特に「こどもから大人まで楽しんでいただきたい」と蕎麦を打つことを
決め、お蕎麦の修行を 積んできました。

お蕎麦の修行を行ったのは、羽後町 西馬内そば『百姓そばや 彦三』
阿部さんのお父様である 妙教寺 住職が、彦三の猪岡専一さんと
ご縁があったことから、修行を積ませてもらうことになったのだそう。

2年前には、日蓮宗の100日間の大荒行も積まれた 阿部さん!!
(11月からの2月まで、睡眠1日2時間半、食事はおかゆを1日2食
 水行を1日数回行うなどのとても厳しい修行です)

その後は、蕎麦の修行を行い、研鑽の日々を重ねてきました。
「龍水庵」のお蕎麦は、羽後町で彦三の猪岡さんが栽培する玄蕎麦
「にじゆたか」です。

そば

阿部さんが 西馬内で、挽き、打ち、お蕎麦を角館に運んで
茹でています。

冷がけ

細切で、つるりとしている蕎麦は、歯切れも のど越し もよく!
美味しい~~~☆☆☆
何より、そばの風味が豊かです。

ラジパルは「冷がけそば」をごちそうになりましたが、
お隣のお客様は、10月の季節メニュー「松茸の天麩羅 そば」と
「鴨入りそば」をご注文でした。

阿部さんは、毎月!こうして 季節のメニューにも取り組んでいます。

メニュー

もちろん、お経をあげるなど、僧侶としてのお勤めも行う阿部さん。
特に忙しく動かれたお盆の時期や、お彼岸などを経て なお!
今は、この先の「龍水庵」への思いを大きくしているのだそう。

それは「蕎麦は、もちろん、うどんや、ラーメンも提供したい!」
という思いです。
もともと「麺好き」という阿部さんは、今、冬までに「ラーメン」の
メニュー化に取り組んでいます。
(細ちぢれ麺の 澄んだ しょうゆラーメンになるそうですよ!^^)
こちらも、楽しみですね♪

「皆さんに、楽しんでいただきたい」
その思いで、厨房に立つ お坊さんです!

角館は、紅葉の季節を迎えますね。
お寺の副住職が真っ直ぐに蕎麦に向き合う 蕎麦処  船場「 龍水庵」で
その蕎麦の味わいにも出会ってくださいね!

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蕎麦処  船場「 龍水庵」
仙北市角館町雲然荒屋敷184-26
仙北警察署そば 
雲龍山「妙教寺」隣
営業時間:午前11時~午後2時 
夜は予約で開きます!(お蕎麦の創作料理が並ぶそう)
電話:080-1823-9131
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お名前にある「船場」は、この場所に
鰍瀬川(かじかせ)が流れていて旧角館町に行く渡し舟の
船着場があったことから付けたそうです!

船場