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2019年3月21日

手作り焼き芋カーで全国縦断 ドゴダリカグダリ号

かおりです!
潟上市天王グリーンランドでは、今日!「石焼きいも販売」のイベントが
行われていました!

遠い

並んでいたのは 秋田市土崎のこだわり焼き芋「芋姫」の
種子島の安納芋 焼き芋と

芋姫

芋姫

手作り 焼き芋カーで焼き芋を販売しながら全国縦断の旅を続けている
「ドゴダリカグダリ号」の熊本のシルクスイートの 焼き芋です!

インタ

ドゴダリカグダリとは、宮城の方言で
「どこでもかしこでも」という意味なのだそう。

宮城県がご出身の 末永 克(すえなが つよし)さんが
手作りの焼き芋カーで 全国を巡って
1万本の焼き芋販売を目指して旅を行っています。

末永さん

末永さんが、販売しているのは
熊本県西原村の「みつよばあば」が育てる
「シルクスイート=蔵出し絹いも」の焼き芋。

焼き芋

販売の きっかけは、3年前に 大地震で甚大な被害に遭った
熊本県西原村へ ボランティアに向かった経験から。
西原村は、揺れが最も強かった地域です。

末永さんご自身は、東日本大震災で被災され、その後、
ボランティアや被災の経験を伝える取り組みもされてきました。
いち早く、西原村へ向かい ボランティアをする中で出会ったのが
「シルクスイート」という品種を栽培する農家さん。

阿蘇の麓に生まれて七十七年 お嫁に来てから六十年という
「みつよばあば」は、お芋に向き合う中で、その特性を体得し
自然の中 愛情を注いでシルクスイートを栽培しているのだそう。
今は、4世代11人家族でさつまいもを作っているのだとか。

家族経営

HPのお写真より

「自分たちが食べて、間違いないものを」
「人間死ぬまで努力たい!」
そんな おばちゃんの 言葉に胸を打たれ、
お芋の味に感動した 末永さんは
このお芋の美味しさを、たくさんの人に伝えたい!と感じたのだそうです。

インタ

末永さんは、実は 石巻で IT企業を運営しています。
「みつよばあば」のお芋の美味しさを伝える ホームページの作成を手掛けたのだとか。
ホームページ作成にあたって、美味しさを取材し
どうやってキャッチコピーをつけようか?構成しようか?と考える中
末永さんの中では「実際に、美味しいを伝えるには、実際に食べてもらうのが一番なのでは?」という思いが大きくなったのだそう。

お芋

そうして今年1月! 末永さんは、焼き芋カーで
「みつよばあば」の蔵出し絹いもの 焼き芋を販売する旅を
スタートさせました!

末永さん

焼き芋カーは、末永さんの友人が手作りで仕上げてくれたそうです。
お芋を焼く窯は、ドラム缶で出来ています。

窯

炭火

5分ごとに、窯を開けて、ひっくり返し
丁寧に焼き上げる 焼き芋は なめらかな舌ざわりで
甘さがたっぷり! とろけます~!!

焼き芋

特別

末永さんは、東京八王子をスタートに、
大坂、広島、京都、兵庫、山口、熊本、神奈川、沖縄、鹿児島、山口、岩手、北海道と渡り!
秋田へやってきました!!

焼き芋を手渡す中で感じているのは
「おいしさは人を笑顔にする」ということ。
「みんな同じ表情だ~!」とにっこり。

「焼き芋の美味しさで! 人と人の繋がりで! 人が元気になる姿」を、末永さんは実感しているそうです。

「全国を回って、1万本を販売したらネットでの販売に移ろうかな」と、末永さん。
焼き芋カーで寝泊りしながら、各地を回って得た「実感」に
充実感を見せた表情で お話しくださいました。

「1本1本 手で焼き上げて、大変だけど、1万本販売までがんばります」
そんな末永さんが焼き上げた 焼き芋には
透き通り輝くような 黄色が あたたかな湯気を上げていました!!

この焼き芋に、今日 出会えてよかったな。そう感じたラジパルです!

4ショット

また、秋田にも来てくださいね!