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2019年3月1日

卒業式~角館高校 斉藤さん~

かおりです!
3月1日、秋田県内の多くの公立高校では「卒業式」が行われました。
学び舎にお別れをして新しい道へと進む 卒業生たち。
ラジパルは、そんな卒業生に お話を聞きたい
と仙北市 角館高校を お訪ねしました。

看板

胸に浮かぶ寂しさ、希望!がいっぱいの 角館高校。

廊下 おはやし
                       (お囃子でのお見送り)

卒業式後の 最後のホームルームが行われているところに
おじゃましました。

覗く 廊下

教室の黒板には、大きく「祝・卒業」と書かれていました。

お父さま、お母さまも見守る中、卒業生が クラスメイトの前に立ち、
ひとりひとり、お話の時間。
目頭を押さえるご両親、そして卒業生の姿がありました。

HL

そんな中 一組のご家族に声を掛けさせていただきました。
角館高校 3年F組 斉藤エレナさん、
ご両親 斉藤巧さん、早苗さんです。
卒業式後、特別にお時間 いただきインタビューいたしました!
(エレナさんは、ほっとされたのか、中継を待つ間に車でぐっすりzzz
「起こさずにいこうと」ご両親とお話しました)

ご両親と

お母さまは、卒業式を迎えた娘さんをご覧になって

「あっという間の三年間。小学校、中学校、高校と
年を追うごとに時間が早く過ぎていき 
子育てが、あっという間に終わってしまうようなさみしい気持ちです。
社会に飛び出す娘が がんばっていけるのか?
不安もあり、複雑な心境です。」とお話していました。

お父さまは、
「たいへんでしたけど、高校を卒業したんだな。という実感がやっと
湧いてきました」と、優しい表情を浮かべていました。

齋藤エレナさんは、箱根神社に就職が決まっています。
神社 業務 全般を担うお仕事なのだそう。
書道が6段とのことで、ご神帳のお手伝いを行ったり
乗馬が出来る!とのことで、流鏑馬の行事に取り組む予定なのだとか。

角高生

角館高校は、3年生6クラスの人数うち、5クラスが進学、1クラスが就職
ということ。
エレナさんは、はじめは、特進クラスで大学進学を目指していたのだそう。
ご両親も大学へ進学するのだろうと思っていたところ
エレナさんご自身が「箱根神社」への 就職について考え、選び、
伝えてきたのだとか。
ご両親もはじめは、びっくり!したのだそう!

「一度きりの人生のなので、やりたいことはやれ」と話したというお母さま。
「大学は、高校を卒業すれば 後からでも 選択できる。
長い人生の中ではやりたいことを 優先してやってみたら」と話したのだとか。
お父さまも、それは、同じ気持ちだったそう。

また、神奈川県へ就職することについてご両親は
「新幹線で東京へ出られるので関東圏は抵抗はなかった」とのこと。
娘を送り出す あたたかい気持ちが伝わってきました。

校舎

エレナさんは、協和町から、角館高校へ通学していました。

お父さま の功さんは、羽後交通のバスの運転手をされていて!!
週に1度ほどは、エレナさんが通学の際に乗車する路線バスの運行を
担当していたそう。
「仕事の際は、お客様と同じように、考え まっすぐ前を向いて
安全運転だけを考えていました」とお父さま。
時折、娘さんとの通学の時間が 胸に刻まれていることを感じるまなざしで
お話をしている姿が印象的でした。

大きな門出を迎える娘さんに
「学校で学んだことは人生の3割 4割 くらい。
この先の6割、7割!は、自分の経験によって培われていくもの!
これから人生の荒波に揉まれて大きく、大きくなってもらいたい」とお母さま

「これから、大変だと思うけど、まずは、自分の力でやってみて
それでも だめだったら、親でもなんでも 頼りなさい。
そのときは一緒に考えましょう」とお父さま。

ご両親 お二人の懐と愛情の深さに 触れたラジパルでした。

ご卒業☆おめでとうございます!!