横手市平鹿町「浅舞公園」!いま、アヤメ科の「ハナショウブ」が
その 美しい姿を 咲かせています。
園内には、80種類 3万株 50万本のハナショウブが咲くそうです。
今週土曜日の25日から7月3日までは、「あやめまつり」が 行われます。
イベントも ハナショウブの種類に負けず、多彩!ということですよ!
あやめだんごも、おいしい~!
さあ、その「浅舞公園」を訪れた際に、ぜひ、目にしていただきたい猫!!が
おります。猫は猫でも「忠義な猫」=「忠猫」の石碑です。
横手市平鹿町に実在した、明治時代のメスの猫が石碑の由来です。
その猫は、身を削って忠義をつくし、公園と米を守った猫なのだそう。
その伝説について、畠山博さんに伺いました。
浅舞公園は、明治15年に大地主 伊勢多右衛門が八幡神社境内に隣接した
原野を買い求めて開墾し、庭園にしたことが始まりです。
しかし、公園に植えつけた樹木や花、公園作業のための資材は、
野ネズミやヘビにひどく荒らされ被害が深刻だったそう。
また、伊勢多右衛門は、人々の命を救うために米を備蓄していましたが
米蔵の米も、ネズミ食いつくされる被害が出て困り果てていました。
そんな中、伊勢多右衛門の飼い猫が、
およそ10年の間 休むことなく野ネズミとヘビを追い、退治。
浅舞公園は無事に整備され完成を迎え 民衆の米も守られたのです。
公園と米を守ろうと動いたネコの姿は、人々の目に
猫の姿を借りて民衆の米を守る「いのちの番人」のように映り
飼い主の伊勢多右衛門は
「なんという忠義者。老いてなくなったら猫明神として長く祀りたい。
魂になっても神社や公園内に害を及ぼすネズミなどを退治する守護神になってほしい」と
明治40年に石碑を建立しました。
みなさんも浅舞公園の「公園と米を守った猫」のものがたりに
触れてみてはいかがでしょうか?
横手市平鹿町浅舞では、今、地元の人たちが「忠義な猫」をたたえ、
町を盛り上げよう!と動いています♪
まちに出かけて、忠義なネコグッズなども 探してみて下さいね!
(招福サブレや、ネコにまつわる語り、ネコの紙芝居などもあるそうです)