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2019年1月17日

りんごの雪中貯蔵~種沢果樹組合~

かおりです!
秋田市雄和種沢でりんごの栽培に取り組む「種沢果樹組合」
今日は、りんごを雪の中に貯蔵する「雪中貯蔵作業」を行っていました!
雪の中に貯蔵するりんごは、ふじと王林の2種類。
収穫量の1/3に当たる およそ7トンのりんご なのだそう!

雪をかける

ラジパルがお伺いした時は、
種沢果樹組合の選果場の屋根の下、両側のコンテナに入れたりんごを積み、
スコップで雪を被せる作業をしていました!
1つの箱に およそ20キロのりんごが入るそう。
今日、雪の中に貯蔵したのは350箱!!

赤いりんごたち

今年は、雪が少なくて、心配したそうですが
りんご畑からも雪を集めてきて、雪を被せていました。
今日は、風速7mの風が吹く吹雪の天気!
でも、種沢果樹組合の会長 伊藤敬一さんは「雪中貯蔵にはもってこい!」
と、笑顔で作業をされていました。

雪をかける

りんごを雪の中に貯蔵することで
置いておくと失われる水分を保ち、しゃりしゃりとした りんごの
美味しさと、香りが保たれます!

りんご

いただいたりんごは、果汁もたっぷりで、歯ざわりも抜群!
甘さと酸味のほど良い、美味しいりんごでした。
この状態で保たれていくのだそう。
掘り出しは、3月16日の予定だとか。

りんごの雪中貯蔵作業は、毎年、この時期に行っていて
今年で9年目。今期も、りんごの出来が良く
3月に手に出来る りんごの美味しさには、期待できます!!
毎年、掘り出し販売の際には、種沢果樹組合の前に
りんごを求める方の 行列が出来るのだそう。

組合の中

これから、雪で覆われたりんごたちに、屋根から「走ってきた雪(会長さん談)」
が、さらに被さり、りんごは、雪の中で、美味しさを増していきます。
3月、また、りんごに出会えるのが楽しみになったラジパルです。

掘り出したりんごは、種沢果樹組合での直売の他、
秋田市の直売所「いぶきの里」でも販売する予定だということです!

会長さんと

(会長さんは 82歳! 寒さに震えるラジパルをよそに、元気に雪のりんご畑にいらっしゃる姿!はつらつでした)

問い合わせ:種沢果樹組合 018-886-3765