道の駅なかせん 直売所やおみやげ屋さんが入る「こめこめプラザ」で
その名も「米夢(まいむ)」という加工グループのお母さんたちが
お菓子作りに取り組んでいます。6人のメンバーは皆、農家さん。
お米を米粉にしてお菓子作りを行い、今年20年を迎えました。
米夢は、メンバーが40歳の頃に立ち上げた加工グループ。
お米や野菜づくりにも携わる中、自分たちが作ったお米を使って
「何かやりたいね」とスタートさせたのだそう。
時代は、米粉ブームが来る前!!
そして、みなさん、ちょうど 子育てにも忙しい時期だったのだとか。
それでも「何かやりたいね」を動かすなら
「手鍋さげても」の気持ちだったそう。
米夢では、もち菓子や、焼き菓子などのお菓子を、オリジナルのレシピで
作っています。その数およそ30種類!
地元に伝わる昔からのお菓子や、時代に合わせた洋菓子など
工夫を凝らして、作ってきたそう。
「自分たちが作るから、その時、その時に合わせた工夫が出来ています」
とお母さんたちは、にっこり。
今日、道の駅なかせんで並んでいた米夢のお菓子の中で
かおりが気になったひとつが、こちら
一見すると洋菓子ですが、口にすると あまじょっぱさがやってきます。
そして、いぶりの風味が立つのです☆
「それがみそ」は、みそ焼きおにぎりを洋菓子風に作り上げた逸品!
中には、鮮やかなオレンジ色が見えます。
こちらが、いぶり風味の正体! いぶり人参が入っているのだそう。
お孫さんたちが、みそ焼きおにぎりが大好きで
「その味わいをお菓子にした」のだそう。
米粉なのでしっとり食感もたまりません!
子育てに忙しい時期は、農作業や家事を終えて、夜に集まり
お菓子作りを行ってきたという米夢のおかあさんたち。
20年続けることが出来た「ミソ」は
「ひとりひとりの工夫と努力。そして家族の協力です」と
張りのある声を響かせていました。
米夢のお母さんたちは、これからも、お菓子作りに取り組み
みなさんに「おいしい」と喜ばれる「手作りの味を届けたい」と
思いをひとつにしていました。
あたたかさと、なつかしさのある味。
道の駅なかせんで、出会ってくださいね!