かおりです!
暑さが過ぎて、秋の気配を感じる角館町を訪ねました!
しかし!9/7・8・9!は、また熱く!!なりますよ!
角館のお祭りが開催されます。
お話を、田沢湖角館観光協会 青山真一さんに伺いました。
おじゃましたのは、角館駅の目の前にある
「仙北市観光情報センター 角館駅前蔵」
町の中には、お祭りの日を待つ、曳ヤマや、置きヤマがありました!
曳ヤマは5日に人形が乗り、目を入れるのだそう。
こちらは、武家屋敷通り内のヤマ
角館のお祭りは、毎年9月7日~9日、
角館の総鎮守 として信仰を集める角館神明社と
「お薬師さん」と呼ばれて角館の人々から信仰を集める成就院薬師堂の
祭典を合わせて行われるお祭です。
その歴史は400年。江戸時代から続いています。
国指定重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
「18台が町内を繰り出す光景は、勇壮!
ヤマには、武者人形や歌舞伎の人形が飾られ
おやま囃子の演奏と踊り手の優雅な手踊りも見どろこのひとつ。」と
青山さん。
各ヤマは、角館神明社と、薬師堂へ参拝
佐竹北家に上覧に上がるという目的をもって町内を練り歩きます。
7日 夕刻から角館神明社参拝
8日 佐竹北家上覧
9日 成就院薬師堂参拝 と動くのだそう。
1日1日、ひとつひとつが、祭典の大切な行事なのですね!
町の中には、祭典中、丁内としての祭典行事を司る「張番」が
設けられます。ご存知でしたか? その数33!に上るそう。
ヤマは、ほかの丁に 勝手に入ることは許されず
「境界」に差し掛かると「入丁許可」を得る必要があるのだとか。
また、ヤマは、通る道が決まっているわけではなく
独自に決めたルートを通るのだそう。
毎年、どのルートを通るのか、各丁内で決めるのだとか!
参拝と上覧を終えると、ヤマの行動は制約がなくなり、9日の夜半を
過ぎると、曳ヤマが町中に繰り出します!
道で、ヤマ同士が向かい合った際には!通行権をめぐって 交渉!
決裂すると「やまぶっつけ」が始まります。
観覧には、注意もあります!
観覧の際は、綱からは離れる。
ヤマが通る 電柱や塀のそば、曲がり角も注意が必要だということです。
また、神明社・薬師堂へ参拝している際の、曳ヤマの前
佐竹北家上覧中の曳ヤマ前の 踊りを横切ることはできません。
観光用のぶっつけは、9/8(日)午後6時30分~午後10時
町内8箇所で開催されます!
お祭り本来の「本番激突」は どこで行われるかは!分かりません!
「突然に始まりますので、十分に注意して下さい」ということです!
元和6年(1620年)から、変わらぬ街並が残る 角館の内町・外町地区。
来年2020年で400年を迎えます。
青山さんにお話を伺い
角館に受け継がれ続けるお祭りの行事ひとつひとつの伝統が響いた
ラジパルでした。
今年は令和初の「角館のお祭り」
日程もちょうど 土日が含まれます。
お出かけしてみてはいかがですか?
詳しくは
田沢湖角館観光協会のホームページで 情報を得られます!
角館駅前 仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」は
午前9時~午後6時まで 開いています!