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2018年9月12日

鈴木農園 鈴木正子さん~秋田市太平~

秋田市太平で 米作りに取り組む鈴木農園 鈴木正子さん
無農薬・無化学肥料に取り組んで 34年になるそう。

鈴木さんと

太平山の頂上を臨む 鈴木農園の 田んぼでは、稲が黄金色に実っていました。
鈴木さんは、普通栽培で12町歩
無農薬・無化学肥料で1町2反歩 の あきたこまちを 栽培しています。

稲

30数年前、大病を乗り越えたことが
無農薬無化学肥料での 米作りを行うきっかけ。
「何か人の役に立てることはないか。私は農家の主婦だから
無農薬無化学肥料で米作りを行おう」と考えたのだそうです。

除草作業などは「労働力で対応です^^」とにっこり。

 農具を見てる

鈴木さんは、ご自身でアレンジした農機具を使って作業をしています。

農具

こちらは、田植えのあと、雑草が生えないように田んぼの中を
引いて歩く 農機具。
重さは40キロあるそう。この農具を縦に横にと引いて歩くのだそう。
苗は、水の中に倒れる程度で農具の影響を受けず、
泥が、トロトロになって雑草が生えにくくなるのだとか。
「重くて大変ではないですか?」の問いに
「農機具も泥も 答えてくれていると感じています」と笑顔を見せていました

草とり機

そのほか、いくつかの農具を 動かし、除草作業をしているのだそう。

機械2

鈴木さんの あきたこまちは、平成17年に 天皇陛下による宮内催事
「新嘗祭」に献上米として献上されました。

陽光米

無農薬無化学肥料で米作りを始めた時も、献上米となったときも、
34年目の今年も、鈴木さんの米作りは 変わりません。
「生涯現役と思って、栽培しています」と 稲穂を眺めていました。

無農薬・無化学肥料の鈴木さんのお米「陽光米」は、直売でお客さんに
届けられています。関西のお客さんが多いのだそう。
「ほとんどが口コミです」とのこと!
遠くは、九州、中国まで届けられています。

また、お客さんが、鈴木さんを訪ねてくることもあるのだそう。
おとといも、大坂から若い女性が「米粉にしてお菓子作りを行う」と
訪ねていらしたのだとか。

稲穂

「お客さんに生かされているな。と感じます」と鈴木さん。
黄金色の稲穂を待つ、たくさんのお客さんと、手間を惜しまず
心を込めて栽培に取り組む鈴木さんが、繋がっていることを感じました。

鈴木農園
秋田市太平山谷字十三岱226-2

注文:問い合わせ 電話:FAX 018-838-3182