あやえです。最近熊による被害だったり、熊の目撃情報が増えてきていますよね。
山菜、キノコ採りやレジャーなど屋外で活動するときには注意が必要となってきます。
さらに秋田県では、4月23日からツキノワグマに関する注意報が発令されているんです。
今日は改めて、熊に出会わないためにどうすればいいか、また出会ってしまったときどう対処すればいいのかを、秋田県生活環境部 自然保護課の泉山さんにお聞きしました。
現在熊の被害情報が4件、目撃情報が348件と、どんどん増えてきているそうです。
増えてきている理由として、昔は里山とか綺麗にしていて見晴らしが良かったりしたのですが、最近は放置されて草が生えてきて、熊が隠れる場所が多くなってきてしまっているのが理由だそうです。
熊は、常に食べ物を求めて移動しているので、食べ物があるところに出やすいそうです。
この毛皮を見ただけでも怖いなぁ...と感じますよね。これは約1mの熊の毛皮です。
でも、そもそもその怖いという考えをなくして欲しいですと泉山さんはお話していました。熊だって人間が怖いんです。
熊も人間が怖いから、自分を守るために襲ってくるんです。熊も生きるために必死なんだそうです。
それを聞くと恐怖心がなくなりました。
じゃあそのために出会わないということが一番大事ですよね。
出会わないために、音を鳴らして大人数で行動することが一番大切だそうです。
鈴の音より人間の声のほうが効果があるそうで、人間の声を聞くと逃げていくそうですよ。
逆にもし出会ってしまったら、熊の目を見てゆっくりと後ろに下がることが大切です。
逃げると熊は追いかけてきます。100mを約9秒で走るくらい熊は速いそうです。
きっと出会ったら焦っちゃいますが、我慢してずっと目を見つめてください。
私達がキャンプなどで食べ残しだったり生ゴミを残して帰ってしまうと、熊を引き寄せる原因にもなりますよね。
出会わないことや出会ったときのことも大事ですが、寄せ付けないっていうことも大事だと思います。
もし熊をみつけたら、018-860-1613 秋田県生活環境部 自然保護課まで連絡してください。
また出前講座も行っていますので、対処法などを詳しく聞きたい方は、ぜひ利用してみてください。
山菜採りやBBQなど、屋外でレジャーを楽しむ方が多くなってくる季節ですが、こういう知識をしっかり持って安全に楽しみましょう。