秋田市雄和地域は、芸術の里。
陶芸、和紙、絵画、彫刻など多くのアーティストがアトリエを構えています。
ラジパルはその中のひとつ。陶芸の窯を始めて1年を迎えたばかりの
陶芸作家 安藤るり子さんの「瑠璃窯(るりよう)」におじゃましました。
ご自身のお名前と、岐阜でお世話になった窯の師匠からいただいた
「青い焼きもの」の名前が窯の由来だそう。
古民家をご自身でリノベーション工房の中には、300点ほどが
並んでいました。
るり子さんは、雄和の幸炎窯(こうえんがま)で陶芸を学び始め
その後、愛知県の陶芸の専門学校で勉強。
岐阜の窯元で絵付けの仕事をしながら経験を積まれました。
修行先での学びを活かし、自然の中で人が行き交う雄和で
るり子さんは制作に向き合っています。
ラジパルが手にしたひとつは、河辺の「リンゴの木の灰」を
釉薬に使ったもの。
やわらかいアイボリーに、うっすら紅色と萌黄色がにじむお皿です。
「瑠璃色」のぐい飲みは、深みを帯びた 輝き。
るり子さんの、お気に入りは、30センチほどの直径がある大きな片口。
雪解けの秋田をイメージした、リンゴの釉薬の作品だそう。
5 月 1 日(日)~ 8 日(日) 『 2016 雄和に集う作家たちの春の工房展めぐり』 が
開催され、瑠璃窯も参加しています。
それぞれの工房で作品を展示。アーティストの方々が作品を生み出す場所に触れ、
思いにも触れることが出来る工房めぐりです。
ぜひ、足を運んでみて下さいね!
瑠璃窯は、雄和椿川関田82 090-8614-1508
作りたい!という方には、陶芸体験教室も行っているということです。