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2018年6月6日

秋田ふき刈り体験

かおりです!秋田音頭にも歌われる 秋田の伝統野菜「秋田ふき」
秋田市仁井田 四ツ小屋小学校すぐ近くの畑で 6月10日(日)
「秋田ふき刈り体験」が開催されます!

3人で 畑

秋田ふき を栽培しているのは 農家の佐藤政男さん。
そして、佐藤さんと、毎年 秋田ふき刈り体験を行ってきたのは
佐藤郁子さん。 
市民参加型として お2人で開催を続け 今年で12回を数えます。

秋田ふき

太さ

秋田ふきには、こんなお話が伝えられています。
『寛延元年 秋田藩主 佐竹義峰は「太さ竹のごとく、葉はから傘」と
フキ自慢をしたところ、他の大名は「佐竹はフキはフキでも大ボラフキだ」と
嘲笑した。そこで領民は、藩主の名誉のために長木中より日本の巨大フキを
飛脚で江戸へ運び、藩主の名誉を回復したという』
(秋田沿革史大成 上巻より)

今では 秋田を代表する特産品!!の「秋田ふき」
しかし、秋田県民が 実際に見て、触れることは なかなかありません。

「みんなに親しんでもらいたい」
佐藤郁子さんは、その思いで 農家の佐藤政男さんと
「誰でも刈り取ることが出来る秋田ふき刈り体験」のイベントを
開催しました。

葉っぱ

秋田ふきを刈り取ると、山の中にいるような野生的で、
でも品のある、すがすがしい香りに包まれます。
刈り取ったあとの株には水がたまってきて、秋田ふきのみずみずしさと
その大きさに 感動します!

A
(切り口はアキタの「A」)

秋田ふきは、茎の部分は、お菓子や つくだ煮にして食べられてきましたが、
大きな葉の部分は捨てられてしまうだけでした。
佐藤郁子さんは、この秋田ふきの「葉」を利用できないか?と考え
「ふきの粉」=「ふきパウダー」として活用しようと開発・製品化。
今では、稲庭うどん、ふきのもろこし、ふき飴 ふき茶などなど
加工品が生まれています。

製品

秋田ふき刈り体験会では、こういった「秋田ふき」の加工品の試食も行います。
秋田ふきのパンやシフォンケーキ、ふきご飯、も並ぶそうですよ。

多くの人に「秋田ふき」を実際に刈り取る体験を行ってきた
佐藤政男さん、佐藤郁子さん。
農家の佐藤政男さんは、大きくて、立派な「秋田ふき」の姿を
目にしてもらおうと 毎年、ふきの根っこの 植え替えをして栽培し、
葉っぱと葉っぱが こすれて、茶色に変色しないよう
風除けの よしずをたて、丹精込めて 秋田ふきを栽培してきました。

大きくて立派

6月10日!! 秋田市四ツ小屋の「秋田ふき」の畑では、
その大きな秋田ふきの姿と、香り、味わいを 五感で感じられます!
「みなさんの喜ぶ顔がうれしい」お2人は、笑顔でそうお話されていました!

四ツ小屋小学校すぐそばの畑
時間:午前10時~11時20分まで
問:090-6681-3316 (佐藤さん)