みなさん!春は「わかめ」の季節です。
男鹿には「秋田オリジナルわかめ」があるんです♪
名前は「ボタメ系ワカメ」
秋田沿岸に生息する天然のワカメです。
お話を、水産振興センターの 齋藤和敬さん、保坂芽衣さんに伺いました。
「ボタメ系カワメ」名前の由来は(諸説あるそうですが)
メカブの形がボタッっとしている、牡丹の花のよう。などから来ているそう。
(写真、手前のヒダヒダで大きい方が ボタメ系のメカブ)
そして、何より! 味には注目の「おいしさ」があります
①葉や茎がやわらかい!! ②メカブが 粘りが強くて甘い !!!
しかも、調査の結果、うまみ成分が多く含まれていることが判ったのだそう。
漁師の三浦さんは、「葉も茎も刻んでごはんにかけると うめどー!!」と
お話していました。
現在、一般に流通しているワカメのほとんどは
三陸ワカメ由来の「ナンブ系ワカメ」で この養殖ワカメです。
天然の「ボタメ系ワカメ」は、地元の 漁師さんなどが食べるだけの存在でした。
秋田県水産振興センターでは「秋田特有の天然ワカメ=ボタメ系ワカメ」の
収穫量を増やして 一般に流通できるようにと、改良を重ねてきています。
太平洋由来で、大型になる「ナンブ系」に比べて
「ボタメ系ワカメ」は3割程度にしか育たない品種だそう。
ボタメ系の優れた特徴を残したまま大型化させるため、
大きく育ったものから 種を採り、交配し
養殖の方法に改良を続けること 8代目。
今回は、育てた際の 海の条件もよく(海水温度・適度な しけ)
豊作を迎えられた☆そうなのです。
「ボタメ系わかめ」を追いかけて4年目のかおり。
確かに、今回は、毎年お訪ねするよりも ひと月も早く会いに行きました!
1回目.秋田には「ボタメ系ワカメがある!」
2回目.改良を重ねています!食べられる機会があるよ
3回目・スーパーで販売になります!
と、追って中継し、今回が4年目。
今年も 私たちが 手にして、食べられる機会と出会えるのです!!
しかも、いつもより 量を増やしての販売になるそう。
明日3/4(土)~
県内のスーパーで「秋田オリジナルわかめ ボタメ系わかめ」が販売となります!
(いとく・タカヤナギ)
さっと、お湯でゆがいて、しゃぶしゃぶもよし。
メカブを刻んで その甘みを味わうもよし。
水産振興センターの中林さんは ぺペロンチーノにして美味しかったそう!
↓↓こちらは、エビス堂 ゴールド 瀬田川先生の
「甘夏とボタメ系わかめのカルパッチョ」
みなさん、春に出会える「秋田オリジナルわかめ」
ぜひ、その おいしさに 出会って下さいね!!