2023年6月14日(水)
みおです。この日は羽後町にある「羽後大一興業」にお邪魔しました。
お話を伺ったのは、大野義幸さんです。
こちらには発泡スチロールを使った建物があります。
その名も「農業ドーム」
厚さ20㎝、縦3メートル×横2メートルの発泡スチロールパネルを組み合わせて建てるのですが、軽くて組み立てやすいので1日で建てられたといいます。
この発泡スチロールは特殊な加工をした世界初の新素材「特殊発泡ポリスチレン」という素材で、腐らない・錆びない・シロアリにも侵されないという特徴があり、雪にも強いんだとか。
「農業ドーム」を取り組もうと思ったきっかけは、4年前の大雪で羽後町のビニールハウスが450棟潰れてしまったことがきっかけで、雪が多い秋田で冬の援農出来るものとして役に立ちたいという気持ちから、やってみようと思ったそうです。
夏も涼しく、冬は暖かい環境で温度調整がしやすいこともあり、若い方でも農業が始めやすいのではないかとおっしゃっていました。
秋田でも少しずつ導入が始まっていて、横手市の農家さんがシイタケ栽培に利用しているそうです。
ぜひ皆さんにも実際に見て、体感してほしいと、大野さん。
これからも発泡スチロールを使った建物に、注目していきたいと思いました!