2021年11月11日(木) かおり取材
秋田市 千秋公園入口に開く「秋田市文化創造館」
11/14(日)まで「あきたアート はだしのこころ展」が行われています。
さまざまな方の表現をすべての人で分かち合う場として秋田市内で開催され、今回で7年目を迎えました。
案内して下さったのは地域活動支援センター「アートリンクうちのあかり」代表 で、秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 准教授の安藤郁子さん。
展示は秋田市文化創造館の1階、2階で行われています。
1階では、秋田県内在住の障害のある人たちの表現を画像で公募し、スクリーンやモニターに映し出しています。
保育園児から70歳代の方の、絵画や、書、お花など126人の方の作品が、会場の5か所で映し出されいて、目の前に置かれた椅子などでゆっくり見ることが出来ます。
また、表現やものづくりの活動の場として開いている「アートリンクうちのあかり(秋田市新屋)」の取り組みが、秋田市文化創造館1階へ出張。
ここにきた方と、「うちのあかりの仲間」の方が出会って、好きなものを作ったり、書いたりするなど、交流が生まれています。
(外でフィンランド発のスポーツ モルックもしているそうです!)
2階では「感覚の対話」をテーマとした作品と出会えます。
アーティスト「OVO(オヴォ)」さんが、障害のある方が表現した絵画を思って制作した「音」がレコードから流れる展示や、自然を感じられる表現、たくさんの表情から制作された写真の作品など、時間をゆっくりと取って、向きあいたくなる空間です。
「いろんな方たちの、全く違う作品同士がありますが、それぞれが、にじみあって、感覚の対話をしているような展示空間です。静かに、いろんな作品から出ている声を感じ取っていただくような場所になっています。椅子が置いてありますので、ゆっくり鑑賞いただけます」と安藤さん。
「今回の『はだしのこころ』では、今まで見ていただいた方との関りがより深くなったり、はだしのこころのアートが生まれてくる背景を知っていただく機会になっているなと感じています。」
はだしのこころを表した作品とぜひ、ゆっくりと秋田市文化創造館で出会い、通い合いを感じてみてはいかがでしょうか?
13日(土)には、「感覚の対話 パフォーマンス」が 午後3時から行われます。
「秋田アート はだしのこころ展」が開かれている秋田市文化創造館は、午前9時~午後9時まで 開いています✨