2021年10月21日(木)
テーマは「縄文」そして会場いっぱいの「フラワーアレンジ」
そんなイベントが開催されると聞いて、大仙市大曲福見町 ルーテル教会を訪ねました!
迎えてくださったのは、ルーテル教会牧師 片桐進さん、フラワーデザイナー 栗林登さんです。
(写真中央:片桐進さん、写真右:栗林登さん)
イベントのタイトルは「JOMON INSTALLATION(縄文インスタレーション)」
「礼拝堂を会場に、大仙市大曲の栗林生花店の栗林登さんが『縄文』をテーマにしたフラワーアレンジメントで彩るイベントであります」と片桐さん。
北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコに登録された今年は画期的な年。この2021年に、縄文を感じて、考えるイベントを!とお二人が企画しました。
開催は、10月24日(日)、25日(月)、26日(火)の3日間。
初日は、礼拝堂に縄文をテーマにした「いけばな」と、「フラワーアレンジメント」が作り上げられます。
「インスタレーション」というのは、芸術表現のひとつ。
「据え付け、取り付け、設置の意味から転じて、展示空間を含めて作品となす手法です。 彫刻の延長として捉えられたり、観客を内部に取り込むタイプの作品などに適用されます。今回は、開場にくるお客さんも『縄文』の雰囲気に取り込みます」と栗林さん。
栗林さんは、ご自身のお花屋さん、栗林生花店でのお仕事の他、
フラワーデザインで 地域を明るくしようと取り組む団体「フラワーデザイン普及協会」で活動、理事長を務められています。
いけばなとフラワーデザインを学び、その両方の比較研究を行った論文「フラワーデザインといけばな」を執筆されて、賞も受賞。
フラワーデザインでは、数々の受賞経験がある技術者で、現在は、大仙市芸術文化協会 会長 大曲支部長もお勤めです。
(こちらは、栗林さんが新型コロナウイルス終息を願って生けた『祈り』)
「JOMON INSTALLATION(縄文インスタレーション)では、縄文のアミニズムをヒントに、いけばな『光春会』と『フラワーアレンジ普及協会』で花造形を作り上げます。製作に当たってアミニズムから、日本の神話の神のイメージに落とし込みました。礼拝堂で神話の月の神などを表現します。これも今までにないことですね。」と栗林さん。
「画期的なこの年に、秋田で縄文を思る時間を作れることが、何より、大切だと思っています^^」とお隣で、片桐さんも笑っていました。
こちらは、以前、栗林さんが製作した「竪穴式住居」というタイトルのいけばなです。
当日、どんな縄文アレンジが礼拝堂に並ぶのか、楽しみですね🎵
24日には、片桐さん、栗林さんお二人によるオープニングトークも行われます!
「縄文時代は、1万2千年以上続きました。遥か前の知らない時代ではなく、私たちも縄文から続く時間に存在していることを感じ、これから先について考えていくことが大切です」と片桐さん。
「縄文を思い、今を思う時間」貴重なひとときをみなさんもぜひ、お過ごしください✨
【大曲ルーテル教会】
大仙市大曲福見町1-20
問い合わせ:0187-62-1087
今日は、特別に片桐さんのオリジナル曲「縄文の唄」も聴かせていただきました♪