2021年8月26日(木) かおり取材
仙北市に「台湾」についてのお話を伺おうとお訪ねしました!
迎えてくれたのは、台湾出身で、現在、仙北市国際交流員として活動する黄敏(ファンミン)さんです。
黄敏(ファンミン)さんは、秋田に来て間もなく2年。
秋田に来る前は、東京で交換留学生として学んでいました。
日本語を勉強するきっかけは「アイドルグループ嵐がとても好きで」とのこと^^
マイクを向け、返ってきた流暢な日本語に感心したラジパルです✨
一方で、秋田弁もばっちり!雨の中お伺いした私たちを
「いま、雨降ってらったっすども、*△◇☆◎服さ つぱね あがんねっけすか」と、なんともネイティブ!!な秋田弁にて話しかけてくれました。
(しかも、ラジパルスもスタジオも*△◇☆◎が分からなかった!!意味→「雨が降っていますが、着てきた服に泥はねしませんでしたか?」)
その秋田弁を聞いて、スタジオの井関さんも太田さんも驚きを隠しきれませんでした(笑)
ファンミンさんと、仙北市との縁のはじまりは、交換留学生時代の「東北の旅」
「東北が好きで旅をし、仙北市角館や乳頭温泉にも来ました」
「台湾に帰って大学を卒業したら日本の東北で仕事をしたい」と考え、調べていたところ「仙北市国際交流員」の仕事と出会いました。
数十倍という難関を突破し、着任したファンミンさんです👏
新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の仕事では、台湾から仙北市に来るお客さまの受け入れや、交流活動を担ってきました。
「田沢湖と台湾の澄清湖(ちょうせいこ)が姉妹湖であり、玉川温泉と台北市 北投温泉が提携するなど仙北市と台湾は関りが深いです」
毎週木曜日 午後6時15分からは、台湾華語講座を仙北市役所角館庁舎1階で開催しています。
また、今年は、大きなイベント「台湾祭」の開催に向け動いてきました。
「今年は、玉川温泉と台湾の 北投温泉の提携10周年。記念イベントとして準備を進めてきました。」
9月はじめの開催予定は延期となり【10月16日(土)・17日(日)に開催予定】です。
「一番の目玉は、台湾映画『KANO 1931 海の向こうの甲子園』の上映会です。この映画は日本統治時代の台湾嘉義農林学校野球部を題材とした映画で「KANANO(金足農業高校)」と「KANO(台湾嘉義農林学校)」という学校通称や、同じく農業高校で甲子園決勝まで勝ち進んだストーリーがとても似ているということで、2018年金農旋風時に話題となった作品です。」
ファンミンさんは、この企画を中心となって進めてきました。
映画のほかにも、台湾 北投温泉と繋いで台湾の風景を目にできる「台湾生中継」
仙北市の温泉宿泊券などが当たる豪華景品抽選会、台湾料理や雑貨に出会える物販なども開催されます!
一緒に仕事をする 仙北市交流デザイン科の高橋さん、田口さんは、ファンミンさんについて
「国際交流が主となる部署。台湾語、英語も堪能、この科のエースです。まわりが育てられていいます^^」
「人を惹きつける魅力があります^^」と中継でお話していました。
台湾と仙北市の懸け橋になっているファンミンさん。
これから、さらに活動を深め、広げていくのだろうな、とお話を伺い感じました✨
「KANO」は、事前予約制で無料で鑑賞できます。(各日:14時から17時15分まで)
申し込み方法などは、仙北市のホームページをご覧ください。
また、秋田県内でもっと「台湾を感じてもらおう」と
横手市でも現在「台湾を感じるフェア」が開催中です!
この機会にぜひ、秋田県内で「台湾」を体感してくださいね!