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2021年7月14日

「日本を元気に!~あなたの街のささえびと」 羽後町・鈴木杢之助重廣さん

2021年7月9日(金) かおり取材

羽後町には、秋田で最も古い茅葺民家があります。
国の重要文化財に指定されている「鈴木家住宅」です。
江戸時代前半の建物で築350年以上。
今なお大切に使われ、鈴木杢之助(もくのすけ)重廣さん一家の暮らす「住居」でもあります。

茅葺屋根の存在感を感じて、土間を進むと、中はまるで別の時代に来たような雰囲気です。馬屋もあります。

広い座敷の上!目を奪われたのは、茅葺屋根の裏側の部分。
立派な梁にも出会えます。

「昔は天井のないつくりでした」と鈴木さん。

天井

鈴木家はここで、800年以上の歴史を刻む、東北の鈴木の姓 発祥の地!
当主は代々「鈴木杢之助(もくのすけ)」の名を受け継いでいます。

鈴木杢之助重廣さんは、46代目!
3人いるお子さんのうち、現在小学3年生の息子さん、重光さんが47代目となります。(娘・娘・息子さんの3人 姉弟です)

この「重」という字には鈴木家の由緒があり、その歴史を紐解けば、源義経までさかのぼります!!

鈴木家は一ノ谷、矢島、壇ノ浦を義経、弁慶とともに戦った家臣 鈴木三郎重家が、最後、平泉から落ち武者となって伊沢(現在の 羽後町飯沢)にたどり着き 土着・帰農したことが始まりです。

三郎
          ↑(鈴木三郎重家)

鈴木家住宅の土蔵には、古くから伝わる食器や日用品と共に、鈴木家にまつわる資料が残っています。

蔵の中

鈴木家はここを祖に分家していったと言われ、敷地には「東北の鈴木 発祥の地」が示されています
また、全国でも珍しく、茅葺民家、土蔵はもちろん、敷地の土地そのものも重要文化財に指定されています。

鈴木さんは、この歴史を体感できる「鈴木家住宅」での民泊を3年前にスタートしました。
羽後町で温泉や食事を楽しんでもらい、茅葺民家でゆっくり滞在してもらう素泊まりプラン。
重要文化財での貴重な宿泊体験です。
鈴木さん自ら囲炉裏に炭を用意して、使えるように用意してくれるそうです!!

「火を準備し、一緒にここで、語らいたいね」

「茅葺民家は、新築で建てることはできません。今ある茅葺民家を大切に受け継ぎ、絶やさないで行く。茅葺民家が、歴史が、どういうものなのか。ここで出会ってもらいたい」

この先は、広い住居スペースを、コミュニティスペースとして貸し出すことも考えているそうです。

肌に触れ、脈々と受け継がれてきた歴史に出会うことができる「鈴木家住宅」
鈴木杢之助重廣さんの親切なご案内に、時間を忘れてお話が出来るのも、魅力だと感じたラジパルスでした。

見学も出来ます!宿泊は、素泊まり 1泊15,000円。

宿泊予約、見学など 問い合わせはお電話で!
電話:0183-68-2913
羽後町飯沢字先建沢52 (羽後町役場から 車で10分ほど)