2021年6月17日(木) かおり取材
湯沢市で露地栽培で栽培されている「いちご」
収穫の時期を迎えています!
湯沢市いちご生産集出荷組合 西村一さんのいちご畑におじゃましました!
西村さんのいちご畑では、6/7から出荷がスタートしました。
湯沢市で、いちごの露地栽培がスタートしたのは60年以上前。
西村さんは、いちご栽培に取り組んで31年になります。
手掛けているのは、3反分。9千株のいちごです。
現在は、55戸の生産者がいちご栽培を行っています。夏いちごとしての露地栽培の面積は、全国最大級です。
この時期は、栃木県や宮城県などで栽培されるいちごも収穫が終わり、他にいちごの産地がないということ。
湯沢のいちごは品質も認められ、この時期、関東の洋菓子屋さんなどで使われています。
関東の方が、食べる前に、撮影した洋菓子の真っ赤ないちごは、この時期「湯沢市産のいちご」かもしれません^^☆
西村さんの畑では、朝4時から、収穫がスタート。
13時に集荷され、すぐ!東京の市場へ運ばれていきます。
湯沢市は、昼間と夜の寒暖の差が大きいため、実が引き締まって品質のいい☆いちごが育ちます。
出荷時は、5、6割程度の色づきの実を摘み、出荷。
東京へ届くころには赤くなるのだそうです。
いま、栽培されているのは「豊雪姫(とよゆきひめ)」「そよかの」「ニューはるみ」
「豊雪姫」は、甘みと酸味がぎゅっと感じられるいちごです。
「そのかの」は、甘さがまずやってくるいちご!
「ニューはるみ」は秋田県立大学で開発された品種です。甘さに深みがあります。
西村さんは、いちごの形のよさも大切に、栽培しています。
「三角△のとんがっていることが大事」ということ!
出荷の際は、2L、L、Mなどと分け、大きい粒は、ひとつぶ、ひとつぶ、大切にいちご専用資材に乗せて届けられます。
ほとんどが、東京へ出荷されますが、道の駅おがちの産直にも、並びます!
収穫は6月いっぱい。
旬の短い、今だけの!湯沢いちごです。
今、この時期だけの実り☆みなさんもぜひ、味わってみてくださいね!