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2021年1月14日

薬局カフェ「ヨルモカ薬局喫茶コ」

2021年1月14日(木)かおり取材

秋田市千秋久保田町に開いたばかりの「薬局カフェ」をお訪ねしました!
お店の名前は「ヨルモカ薬局 喫茶コ」秋田県内初となるカフェ併設の薬局です。

迎えて下さったのは「ヨルモカ薬局 喫茶コ」を開いた薬剤師 天雲菜津子さん。

天雲さんは、ご自身が薬剤師としてお仕事する中、薬局の営業時間に間に合わずお薬を受け取れない働く世代の方や、仕事の昼休み時間を使って食事も取らずに薬を取りに来る方を目にしてきました。
そこで「働く人や忙しい人が利用できるよう夜8時まで営業する薬局」「身体にやさしい食事でほっとできる場所」を作りたいと「薬局カフェ」を開いたのだそう!

お店の名前「ヨルモカ薬局」は「夜も可」から。「喫茶コ」は「喫茶に来て」という事から名付けました。
また禅の「喫茶去(きっさこ) 」という言葉「どうぞお茶でも召し上がれという意味」も店名の由来です。

営業時間中は、喫茶コで食事や飲み物をとることが出来ます!


      こちらは、喫茶コーナー


     こちらは、薬局コーナーです。

お薬は、保険薬局として健康保険を利用した処方箋の調剤を行います。
また、一般のお薬も扱い現在、いずれも徐々に扱う薬の種類を増やし、整えているところだそう。
「処方箋薬だけでなく市販薬についてもカルテを作成し、相談にきちんと応えられるように準備しています」と天雲さん。
現在ふるさと納税で、この「薬局開局への準備プロジェクト」を応援できるそうですよ。

お話していると、お薬を手にされる人への思いやりを感じたラジパル。
喫茶メニューからも!それを受け取れます。
喫茶コのメインメニューは「お粥」です!ひとつを注文しました!

こちらは、期間限定、喫茶コオリジナルの「合格粥」です。

「昔々、中国では科挙(完了登用試験)という試験があり、清の時代、科挙の最終合格者を金の札に書いて発表し、その札を『金榜(キンボウ)』と言いました。金榜題名(キンボウダイメイ)、合格者名簿に名前が載るように!と思いを込め『金榜』にちなんで『金の牛蒡粥』をおつくりしています」

「合格粥」と名付けられた「金の牛蒡粥」は、口にするとやさしい味わい。お粥は、全体がとろりとしていて飲み込みやすさも考えられています。お米のでんぷんが吸収されやすいよう、お米の粒がくだけるように作られ、卵が溶けたお粥は金色!味のベースは、鶏と豚、こんぶということ。食べているうちに、じんわりうまみが広がります。

こちらは、スープのセットメニュー!
スープにはパンの他、蒸したての茶碗蒸しが付くのだそう!(今日は、中継時間の関係でスープのみをごちそうになりました)

数種類のきのこが溶け込んだスープは、濃厚で味わい深く、美味しい!

現在、テイクアウトも行っていて「合格粥」は、テイクアウト限定メニューです。
事前予約で受け付けていて「ヨルモカ薬局 喫茶コ」のfacebookページ、またはお電話で注文できます。
予約をした方には「100円引き、お肉、煮卵のトッピング」のサービスもあります!

他にも、
店内で飲むコーヒーには、おかわりコーヒーが小さなポットでついてきたり、
冷たい飲み物のグラスは秋田市新屋のガラス工房で作られたものを使うなど、
天雲さんの気遣いがお客さまを迎えるお店です。

「病気になってから利用する薬局ではなく、日常的に地域の方が利用できる暮らしに密着した薬局を目指していきたい」とおだやかな口調でお話された天雲さん。癒しも元気につながるお店だと感じました。

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ヨルモカ薬局喫茶コ

電話:018-811-3708
営業時間:火~土曜日 午前10時~午後2時 午後4時~午後8時
定休日:日、月、祝日
場所:秋田市千秋久保田町5-52
千秋公園東側にある、秋田県立循環器・脳脊髄センターすぐ横の坂を、線路に向かって下った右手側にあります。

お薬は、店舗で直接 相談いただくか、お電話で!とのことです!
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