2020年9月24日(木)放送
ゆみこです!まん丸くて網目があって、食後のデザートにピッタリなあの子が実っています。
それも頭上に・・・なんだと思いますか??
正解は「メロン」です^^ この時期にメロン!?
このメロンは大仙市にある、解体や産業廃棄物処理を行う「太陽環境保全」の敷地内にある小さなハウスで育っています。
代表取締役 今野勇二郎さん、藤田守さんにお聞きしました。
今年6月に初めて取り組んだこちらのメロン栽培。この試験栽培方法は「町田式水耕栽培」という方法を活用しています。
町田式水耕栽培は2009年、町田商工会議所が町田市内・市外の協力10企業と連携してスタートさせた「まちだシルクメロン」の水耕栽培です。
まずはたった一つの種からスタート。1メートル四方の栽培槽で育てました。
ぐんぐん生長します!!
青々とした葉が茂り、藤田さんの手作業での受粉作業を経て
初めての実り^^
通常であれば一株から1~4個ほどの収穫になりますが、町田式新農法では約60個を実らせることも可能だそうです。
摘果作業もないとのこと!
真っ白な根が美しい・・・!
町田式水耕栽培に用いる水耕栽培槽の特長は、中央から流れ出た液肥が槽内の内壁にぶつかった後で対流を伴いながら四隅から排液される構造にあります。
槽内で対流を促進する「カルマン渦」や根からの養分吸収を助ける「ゆらぎ」が発生し、
根が放射状に理想的な方向で成育。液のよどみが生じないので、根の健康も保たれるそう!
「秋の空を眺めながら、いただきます」
かなりみずみずしい果肉に、上品な甘さです。
今は試験栽培ということで、社員や営業先へおすそわけして味見をしているそうです。
10月になったら2回目の試験栽培がスタート。
また種から育てるそうです。これからは日照時間がさらに少なくなるので、どんな変化が出るのでしょうか!
真冬にメロン・・・。うん、これはまた様子を見に行かなくては・・・(笑)