秋田市広面にある「秋田赤十字乳児院」にお邪魔しました。
お話を秋田県内では唯一の里親支援専門相談員の京極芳久さんにお伺いしました。
赤十字乳児縁とは、親の病気や未婚など様々な理由で親と生活できないお子さんを職員が父母代わりに愛情たっぷりに育てている施設です。
現在は28人の子供達が元気に生活しています。今年度からは秋田県と連携し、親と暮らせない子供達により家庭的な雰囲気で過ごすことが出来る
里親制度の普及啓発にも取り組んでいます。
今の里親制度には籍は生みの親に残したまま、里親の家庭に迎え入れて一緒に生活する「養育里親」というものがあります。
養育里親には経済的支援があったりもするんです。
しかし秋田県は里親制度が全国最下位まで落ち込みました。このままではいけないと秋田県と乳児院とでタッグを組みサイドの普及啓発をしていこうということになったそうです。
そこで10月15日(土)午後1時~午後4時に秋田魁新報者1Fさきがけホールにて
「秋田県里親シンポジウム~地域で見守る、里親支援~」
を開催します。神奈川県から講師をお招きしたり、県内の福祉関係者が一同に集い、パネルディスカッションなども行います。
どなたでもご参加いただけますので興味関心がある方はお問い合わせください。またはHPをご覧下さい。
秋田赤十字乳児院 電話018-884-1760(午前9時~午後5時まで)