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2019年9月18日

さくらプレーパーク~あきた冒険遊びfrog~

かおりです!
秋田市には「子供たちが自由にやりたいことができる遊び場を作ろう!」と
活動している方がいらっしゃいます。
遊び場の名前は「さくらプレーパーク」
運営する特定非営利活動法人「あきた冒険遊びfrog」理事長桑原智子さんに
お話を伺いました!

2ショット

桑原さんが「あきた冒険遊びfrog(フロッグ)」として
取り組んでいるのが「プレーパーク」です。
現在は、主に桜地区コミュニティセンター隣にある
「こもれび公園」で第3土曜日に「さくらプレーパーク」を開催しています。
「プレーパーク」は
「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーとした「冒険遊び場」で
大人の決めたプログラムに沿って遊ぶのではなく、
子供たちの好奇心を大切にして、自由にやりたいことが出来る
遊び場を作ろう!というもの。

くぎ

木に登ったり、鬼ごっこをしたり。
木工創作や、火おこし、焚き火、マシュマロ焼き
ハンモック、スラックラインにしゃぼん玉、けん玉などなど!!
さくらプレーパークでは、
五感を使ってさまざまな 遊びに夢中になる子どもたちの姿があるのだそう。

「プレーパークでは、子どもたちは、遊ぶことを通して、楽しみながら
身体感覚を伴う多様な経験を積み重ね、周囲の子どもや大人と関わったり
自発的に活動することが出来る」と桑原さん。

活動スタートのきっかけは、
そんな「自由に駆け回って遊ぶことが出来る場所」の必要性を感じた
ご自身の子どもたちの様子からだったのだそう。

おねがい

それは、
近所の子どもたちと遊ぼうと外に飛び出した
子どもたちが「つまんない」と言ってすぐ帰ってきたこと。
公園には、遊具もあるし、遊ぶ友達もいる。
「どうしてだろう?」
胸に抱いた疑問から、桑原さんは考えを深めていきました。

「共働き世帯の増加、そして安全を理由に外で遊ばせるのをためらう
親御さん達。近所に安心して遊ぶことができる子どもの居場所を作りたい!
それが他人の子どもでも、みんなで育てる環境が欲しい!!」

そして2013年 同じ幼稚園の子育てママと二人で
インターネットで知った「プレーパーク」に取り組もうと
「あきた冒険遊びfrog」を立ち上げました。

ハンモック

おじいさんと

いまでは、地域の人たちとも関わりを深め プレーリーダーと呼ばれる
地域スタッフが見守る中
こどもたちが、思いきり遊ぶ姿がプレーパークにあります。

「キャンプ隊長」と呼ばれるのは、地域の75歳の男性!
また、秋田大学教育学部の学生さんも一緒に活動に取り組んでいます。

「大人が発信してしまう『危ない・汚い・うるさい』=『AKU』が
こどもたちの遊びを制限している現状がある。
プレーパークでは、そんな制限のない環境を作り、こどもの心身に
直結した『冒険あそび』ができます。それは、こどもたちの
生きる糧になると思う」
活動を動かしてきて今年で6年。
桑原さんの思いは、今 「秋田県内全域にプレーパークを作ること」と
広がっています。「まずは大仙市に作れたら!!」と にっこり。

「さくらプレーパーク」の開催は、毎月第三土曜日!
次回は9/21(土)に開催されますよ。
ふらりと遊びに来てもらえたら!とのことです!

さくら チラシ

裏側

また、これまでも取り組んできた
「出張プレーパーク」というスタイルも あります!

出張

ことしは、これまでの活動をまとめた「フロッグレポート」を作成!!

レポート

レポート2

冊子を開くと あそびに夢中になるこどもたちの表情がいっぱいでした!

「心が折れるよりも骨が折れるほうがましだ」
あきた冒険遊びflogでは、そんな言葉も大切にしているそう。

「室内という狭い空間で安全を掲げた規則を作り、決まった遊びをさせること
よりも、地域の大人が見守る環境で 思いきり遊べるプレーパークで
過ごした経験を こどもたちに重ねて欲しい。
そういった遊びの経験は、おとなになっても忘れないはず。
そうしてまた、秋田に帰ってきてもらいたい。」

あきた冒険遊びfrogのキャラクターがカエルなのは
秋田へのそんな思いも込められていると言う事です☆

flog

「あきた冒険あそびfrog」では、一緒に活動するボランティアも募集している
ということです!

「さくらプレーパーク」や、活動について
詳しくは「あきた冒険遊びfrog」をご覧くださいね!
HP、フェイスブック、インスタグラムもあります!