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2019年5月15日

SAKURA蝶ART~能代 嫁見まつり~

かおりです!
5/25(土) 能代市では嫁見まつりが開催されます!
能代の鎮守 日吉神社で「中の申祭」として毎年行われる
新妻が良縁に感謝し、幸せを願って参詣する華やかな伝統行事です。

嫁参詣

婚礼衣装をまとった花嫁たちの あでやかな姿が人々を魅了しています。
今年は、地元の他、県外から16人のお嫁さんが参加するそう。
こどもたちの着物行列も行われます。

ポスター

足元

お嫁さんが、長床で休んでいる姿も壮観です。
華やかなお嫁さんたちの足元に色を添えているのは
「夢灯りプロジェクト」で製作された灯ろう「夢灯り」です。

嫁見と手に

「夢灯り」は牛乳パックなどの紙パックで製作されています。
中を、レッド、オレンジ、グリーン、ブルーなどの蛍光色で染め上げ
外側を黒く染めて、切り絵の柄を、優しい明かりでカラフルに
照らし出す「夢灯り」
製作しているのは、大仙市の高橋かおるさんとグループのみなさん。

高橋さん

高橋さんは、東日本大震災のボランティアで岩手県宮古市を訪れ
「田老地区の技」である「夢灯りの灯ろう」に出会ったのだそう。
東日本大震災の復興支援のひとつの力になればと
「田老地区の夢灯り」を受け継ぎ、秋田で製作・販売を行っています。

さまざまな「夢灯り」を製作してきた高橋さんは、
能代市の「おなごりフェスティバル」や「能代まちあかり」などの
お祭やイベントに参加したきた縁から、昨年、初めて
「嫁見まつり」で「夢灯り」を並べることになったのだそう。

おなごり

桜蝶

羽が桜の形をした蝶の模様「桜蝶」は、東日本大震災の慰霊のために
飾られている「夢灯り」の象徴的な模様です。

高橋さんは、この「切り絵」として切り取られた「桜蝶」を
ブラックボードに並べてみたのだそう。
染め上げていない、紙パックそのままの素材の色・柄が生かされた
「桜蝶」は、美しいアートとして映ったのだとか。

高橋さんは、3年分ほどの「桜蝶」を集めて
「SAKURA蝶アート」の製作を始めました。

kabe 1

蝶 アップ

アップ

よく見ると、紙パックの模様が活かされているのが分かります!
まるで蝶が舞い上がるような アート作品です!!

今日から、この「SAKURA蝶アート」が、
能代市上町の Cafe&コミュニティスペース「夢工房 咲く咲く」で
展示されています!(25日まで)

掛けている

額縁

5/19(日)には、嫁見まつりで 飾る「SAKURA蝶アート」を
製作するワークショップが「夢工房 咲く咲く」で開催されます!
時間は11:00~12:30まで
「お好きな紙パックをお持ち下さい」とのこと!
「予約は、当日まで受け付けます」と「夢工房 咲く咲く」の能登祐子さん

集合

良縁と幸せを願う「嫁見まつり」にあわせて「SAKURA蝶」でハートを
製作するそう!

ハート

製作した作品は、嫁見まつり当日に、会場に飾られるそうです!
「ものを言わない灯ろうが
どこかでそっと誰かを癒せるように願いを込めている」という
高橋さんの夢灯り。
その灯ろうから生まれた「アート作品」が
また、たくさんの人の目に鮮やかに映ることでしょうね。

ワークショップ・展示 問い合わせ
「夢工房 咲く咲く」
能代市上町8-21
電話:090-2279-4492